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昨夜、久しぶりに2018神戸のルミナリエを見に行きました。
雨の中でしたが傘をさした多くの方が来場されていました。
運営自体は赤字になっていると聞きますが、
どうか阪神淡路大震災の犠牲者の鎮魂と復興をお祈りしております。
さて、本日の課題は
人とのトラブルが何故起こるか？についてです。
人とトラブルが起こる理由は、人をコントロールしようとするからです。
自分の管理下におけるのは自分だけであり、人をコントロールすることはできないのです。
でも、
人をコントロールできるってどこかで思ってるから、
批判してみたり、
責めてみたり、
文句を言ってみたり、
脅してみたり…
そうやって人を、思い通りに動かそうとします。
その結果、一見、人が思うように動いたとしても、
それは本人の『願望』が動かした
（これ以上、怒られたくないからとりあえず従っておこう、など）のであり、
自分との人間関係は、どんどんと亀裂が入っていき、
自分の存在そのものが、相手の願望の中から消えていきます。
（つまり、嫌われるってことです）
人をコントロールする行為の裏には、
わたしが常に正しい！
相手が間違っているんだ！
相手が変わるべきだ！
という考えが見え隠れします。
でも一番やっかいなのは、
あなたのこと理解してるよ、
あなたのこと認めてるよ、
あなたのこと評価してるよ、
と見せかけながら相手を“やんわりと”コントロールする関わり。
なぜなら、それを言ってる本人がコントロールしていない『つもり』だからです。
優しく言ってみても、
笑って伝えてみても、
教える体裁にしてみても、
文章の最後のハートをつけてみても、
自分が常に正しい！
相手が間違っているんだ！
も伝わるし、
『優しく』コントロールしようとしていることくらい簡単に伝わります。
コントロールしようとすればするほど、自分の正しさを押し付けようとればするほど、相手は自分から離れていきます。
情報を伝達することで、相手の願望（選択）に影響を与えることはできます。
でも、関係性が悪化しては、その情報さえ伝わらなくなります。
人間関係に課題を抱えているなら
まず、
相手の正しさを受け入れる。
自分の正しさを手放す。
その覚悟が必要です。
自分にとっては「正しくない」ことでも、
相手にとっては「正しい」ことだってあるのです。
形だけは“交渉”している。
形だけは“教えて”いる。
でも、心の中では相変わらず自分の正しさを頑なに守り、
相手を受容していない、なんてことはありませんか？
自分では『相手のため』に言っているつもりなのに、
周りの人とうまくいっていない、
周りの人が離れていく、
周りの人から嫌われている・・・
もし、そうだとしたら、
自分から
『手放さない正しさ』
と
『コントロールしようとする圧』
が伝わっているからです。
『自分の正しさ』より、『相手との関係性』の方が大事ならば、
「どちらが正しいか」より、
「この発言によって、相手との関係性は近づくか」
ということを意識していきたいものです。
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