やっとこさ、行ってきました。
いや〜すごい人、人、人。
この人の楷書は賛否両論、一口に上手いと言えるものではない。
行書は、素晴らしい。
が、
日本の書道界では、やはり控えめな存在。
書道をかじってる人でも、顔真卿を知らない人も多いのではないでしょうか。
なのに、すごい人の数。
祭姪文稿までチケットゲット、入場待ちも含めて100分。
しゃんしゃんの趣味に付き合わされて、仕方なく見にきた相棒。
そんな人々も多くいた事でしょう。
顔真卿の書を見るには、
まず、篆書から始まり、隷書、楷書、草書からの行書。
書のなりたちを知り、
楷書のマストである、虞世南、欧陽詢、褚遂良…
それからそれから…
書に趣きのない人には、そんなことより
なんで字が白黒反転してるの?
書道って、本当は石に掘って書くのものなの?なのに筆で習うの?
など、???でいっぱいになることでしょう。
もちろん、鼎に文字を刻んだりした物もありますが、
この白黒反転した物は、古式のコピー。
筆で書かれたものを、石に刻み、紙を貼って写し取る。
刻む技術も素晴らしい物だったはずなのに、その彫り師の名は全く知らない。
しゃんしゃんが中国に駐在してた時に書いた
拓本体験
のブログがあったのでもう一回。