▩ 9年ぶりの大阪・西成公演 劇団春駒 梅南座 2020/04/04 | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

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まいどおおきに〜観劇メモでおます

〇 あす大阪は緊急事態宣言発令、公演できる場所はほとんどなくなる

待ってた劇団春駒

客席3人、予約多数。残念だが応援している。

土曜日昼間だが致し方ない時勢か

〇 雑誌カンゲキの取材で貴重な狂言「六本指の女」を上演

 

久方ぶりの大阪公演を待っていた。梅南座は9年ぶり、私にはとても縁のある劇団さん。茨城・岩瀬城、広島・みはらし、和歌山とこちらが全国を回っていたとき各地でお会いした。

 

メンバー

総座長 はるこま(初代美波大吉)

座長 二代目美波大吉(美波恵太)

座長  美波遙

花形  美波天

美波志穂

白磨風雅

白磨憲信

白磨すず

 

梅南座の公演劇団

5  劇団京弥

劇団春駒の公演先

 

5 尼崎三和劇場

 

 

顔見せミニショー(23)

 

  

狂言「天龍しぶき笠」(68)

花形美波天‥正太郎

遙座長‥旅烏の鬼百合吉五郎

二代目大吉座長‥おとっあんの政

白磨すず‥叔母さん

?‥娘おみつ

(あらまし)

組と組との抗争で流れ者ヤクザは、相手のヤクザ者を斬り殺した。

 

その斬り殺したヤクザ者は探していた天竜川の農家の長男新吉であることがわかる。

 

川に落ちた時に助けられた大恩ある人との約束の一年が過ぎた。鬼百合の吉五郎は天竜川の農家に、この家の息子正太郎の遺髪を持って現れる。

 

命の恩人の息子を斬り殺した責任をとるため、流れ者・鬼百合吉五郎はその場で自害する。 

 

※魂のこもった若き二人の座長と花形、熱い熱い芝居を見た。

 

※重みのあるセリフ、真博の芝居が胸をうつ

 

※殺陣も冴える、若手三人が大衆演劇界の夜明けを拓く。希望の光を見た。

 

☆口上挨拶  総座長  はるこま

・ひとりでも来ていただいたら必ず幕は明けます。初日から二桁まで届かないお客様です。空間たっぷり安全です。大阪はどこも厳しいですが劇場さんと力を合わせて乗りきってまいりますと。

・基礎疾患のあるメンバーもいますから、本音で言えば私たちも怖いです。お客様も命がけでくるんだと思われるならつらいです。でも締める訳にはいかないんですと誠実な総座長。

・前売り券販売。

〇来年もまた帰って来ますと総座長。若ママもそれに応える。

☆きっときっと晴れやかな日がやって来ますよ

 

☆ 舞踊ショー

ラストショー   ケヤキの神

【画像】

若手両座長と花形が浪花の舞台に勝負をかける・紀州屋良五郎

〇 急遽話合いで5月も梅南座から移動せず公演が続くことになったが、緊急事態宣言後は休演に