試験湛水中なのに、いきなり本チャンになってしまった八ッ場ダムの工事風景。
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先週、台風19号が近づいてきていて東海~関東へ上陸することがほぼ確定していた金曜日に流れてきた、あるツイートが話題になっています。某国会議員が国の官僚に対して国会答弁で使用する質問署を送ったタイミングとその内容について、いろいろな声が上がっているようです。
台風通過中の夜、ツイートを眺めていたら、官僚なのかどうかわかりませんが、いろんな声が出ていました。
そこで気になったのは、その国会議員の質問の仕方。仕方というより「聞き方」です。実際、知り合いの官僚の方から聞いたことがあるのですが、こんな質問を送ってくるようです。
・〇〇氏の発言について
・△△税について
・□□対策について
私も聞いて「?」となったのですが、何を聞きたいのか、知りたいことは何か、がまったくわかりません。「何をどうするか?」がハッキリ見えないのです。
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これは他人事ではなく、いろいろな企業・組織でも見受けられます。上司に対して説明や報告をしている中で、
「施工法について、もっと詳しく」
なんて聞かれても、こちらとしてはどう答えていいのか・・・。
・どの工事の施工法について知りたいのか?
・施工法の手順が知りたいのか?
・なぜ、施工法が知りたいのか?
などなど、わからんことだらけになります。そこで、こちらから相手にさらに詳しく聞き返すことになります。
社内であればそれでもいいかもしれませんが、社外に対しては同じことをやろうとすると時間を要します。詳しくさせたいのであれば改めて問い合わせが必要であり、返答が来るまでに時間がかかるのです。
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何を〇〇するか?をはっきりさせると、時間を要さず答えが返ってくることが多いもの。何を知りたいか、なぜ知りたいかをはっきりさせれば、相手も答えやすいからです。より的確な答えが返ってきやすいからです。
「A河川の土留めに使う鋼矢板の施工法について教えてくれ」と聞かれたら、余計な問い合わせなど不要で、知りたいことがすぐに返ってきます。時間をかけずに成果を出すことに直結するはずです。
時間をかけずに成果を出すとは、生産性が高いということ。
大事なのは「質問する側の姿勢・心構え」です。より正確に、より素早く答えを知りたいのであれば、より詳しく、丁寧に問い合わせることが必要です。質問する側の横着は、相手に対して「横着していいよ」という無言の許可を与えているのも同然なのです。
答える方はきちんと答えるべきなのは言うまでもありません。それと同じく、聞く側もきちんと聞く姿勢は必要になります。生産性を上げよう!というのであれば、聞く側にもそれなりの姿勢・心構えが求められるのです。
相手にのみ生産性向上を求めるのは、おかしいこと。いい加減気づいた方がいいのではないでしょうか。
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