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先日、某所にこんなことを書いた。
オレって、すでに負けてる・・・。負けを知ることも大切かも。山王工業 堂本監督の言葉。【負けたことがあるというのがいつか、大きな財産になる】
そう、私は負けているのだ。自分に。
上司をみくびるなと自分に何度も何度も言い聞かせているのに、またもやみくびってしまった。何かを言ったわけではない。いや、愚痴をいった。自分の中で、自分の心の中で、みくびってしまった。それが、愚痴という形で出てしまった。
負けてるというより、敗けているという方が正確かもしれない。行動や思考が腐敗しているからだ。上司をみくびるのは、私が腐ってきているからに他ならない。
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私(金山)は、まだまだプロフェッショナルとは言えないことの表れである。なぜかというと、成果を出すことにこだわっていない、成果を出す約束を自らにしていないからだ。
上司をみくびるということは、上司を軽んじるということ。成果を出すためには上司の力がもちろん必要であり、上司にも成果を出すための行動をとってもらう必要がある。しかし、上司を軽んじるということは、成果を出すための行動をとってもらえなくなることを意味する。
誰だって、自分を軽んじる・みくびる人のために動こうなどとは思わないし、場合によっては意図して成果を出さないようにすることもあるかもしれない。
そういえば、上司を見くびることがどれほど危険か、垣間見たことがあった。
ある仕事先で、私と同じ派遣社員のエンジニアが、上司を見くびっていた。上司からの指示は「無理!無理!」といつも言っていた。打ち合わせの場では上司の意見に対し、常に否定的な言葉ばかりを並べ、「そんなのできない!」と主張していた。その派遣社員は上司を見くびり、上から被せるようにモノを言っていた。
その派遣社員は契約が更新されず、満了となった(つまり、クビになった)。
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ピーター・F・ドラッカーは、著書「われわれはいかに働き どう生きるべきか」に、こう記している。
上司もまた一人の人間だということです。一人の人間として扱われることを求めているのです。怪物でもなければ、天使でもない、人として扱われるべき一人の人間なのです。(中略)見くびることは、買いかぶることよりもはるさに危険だということです、、部下として絶対に犯してはならない最も深刻な過ちが、上司を見くびっていることを当の上司に知られることです。
出典は下記より
上司を見くびることがいかに危険で無意味なこ行動か、私がそれをやって改めて背筋が凍るような感じがする。
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上司だけではない。
部下や後輩を見くびることも言語道断だ。下請けや外注先も同じ。
見くびって軽んじては、協力などしてくれないし、手を貸してもらえることもない。
何より、自らの信用度が月まで吹っ飛ぶだろう。
自らが腐るのみ。
今、省みているところだ。
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