こんにちはフィギュアスケート フィンランディア杯がうれしい結果に終わり、まだ余韻に浸っているkokoanです。
私はみんなが注目しているナンバーワン的なポジションにいる人にはあんまり惹かれないほうでして。
羽生くんよりは宇野くん
紀平さんよりは三原さん
ネイサンよりはコリヤダ
…というように。
あ、でも、羽生くんも紀平さんもネイサンも、好きなんですけれど、自分にとってのナンバーワンには、彼ら彼女らは、ならないのでした。
今回のフィンランディア杯の番外編とでもいいますか、私が気になった選手について、おしゃべりします。
↑「わーい優勝だ~!」とバンザイしてるところ…なわけありませんね(笑)。
一番のお気に入りの宇野昌磨くんや、昌磨くんと1-2フィニッシュを飾った山本草太くんは今日は出番なし(笑)。
私の好みをお話したとおり、時の人みたいになって注目度がとっても高くなってる人は登場しません。
優勝したコストルナヤ選手のことは、他の人がいくらでも熱く語ることと思いますし。
まずは、やっぱり嬉しい日本人の表彰台ということで、横井ゆは菜さん。
演技開始前の落ち着いた横顔。
私がとあるところで思いがけず横井選手をお見かけした時、まぶたに焼きついたのも、やっぱり彼女の凛とした横顔でした。
昨シーズンと同じオペラ座の怪人ながら、衣装は怪人よりもヒロインのクリスティーヌのイメージに変えたのでしょうか?ずいぶん柔らかなデザインになり、こちらもお似合いです。
ロシアの美女たちにもひけをとらない存在感も頼もしい!
生で見たことのある選手には親近感がわき、ますます応援したくなる単純な私です。
そして、ガブリエル・デールマン選手。
彼女が病気を公表し、競技に復活したことがわかってからは、気づいたら見るようにしていました。
初めてデールマン選手の豪快なジャンプを見た時は本当に度肝を抜かれたものです。
伊藤みどりとはまた違うダイナミックさで、女子でこんなパワフルなジャンプをとべるのはその当時だとケイトリン・オズモンド選手くらいのものだと思ってました。
オズモンド選手は競技を引退、そしてデールマン選手は摂食障害を経験し、このフィンランディア杯ではケガから復帰してたったの11日しか経っていなかったとの情報が!
困難に遭いながらもリンクに立ち続ける彼女の勇気が醸し出す美しさに心奪われました。
ほっとしたかのような晴れやかな笑顔、すてきです。
そして男子では、セルゲイ・ボロノフ選手が見たくなります。
30代で世界に通用する実力を持っている選手は、このボロノフさんとイスラエルのビチェンコ選手くらいのものでしょう。
(髙橋大ちゃんは、国内の試合しか出てないから外してみましたけど、大ちゃんも間違いなくそうですね!)
昨シーズンも気になった背中の衣装デザイン…なぜだか背骨を強調するかのような縦ライン。
ここからジッパーで上げ下ろししまーす!と宣言するかのようなブラックの一本線…この趣味わかりません(汗)。
でもでも!
ボロノフさんの選曲は好きです。
このフリーの曲は、昨シーズン、コリヤダ選手がショートで使ってて、いいなと思ってたので、ロングバージョンが聴けたのはラッキーでした。
マスク同様、スケートも端正な、そして意外とマイペースなボロノフさんの姿が見られて嬉しかったです。
演技中に失敗したからといって首をかしげるのはいかがなものかと…ありのまま感が人間としては好きですけれど(笑)。
いま技術的にとても高度で、しかも年齢も若い注目選手が多いのですが、人生経験を重ねたベテランの円熟した演技からも目が離せません。
フィギュアスケートの楽しみは、選手の数だけあるのですね。
まだまだ語りたいスケーターはたくさんいますが、またそのうち。
(画像を一部お借りし、ありがとうございます)