こんばんはフィギュアスケートに日々のパワーをもらってるkokoanです。

グランプリファイナルも終わり、選手の皆様お疲れ様でした。

女子は、シニアデビューのコストルナヤ選手、シェルバコワ選手、トゥルソワ選手が表彰台…多くの人の予想どおりの結果となりました。



おめでとうございます。

この3人の新星の今後も楽しみです。

私が今回、感心したのは、紀平梨花選手でした。

ショートでまさかの最下位、これは全く予想してなくてびっくりしました。


今シーズン、トリプルアクセルがクリーンに決まらなかった試合は、ほぼなかったと思うし、ましてや連続ジャンプで転倒なんて、初めてくらいではなかったかと思います。

しかし、彼女のその後の態度が素晴らしかった!

平常心…というのでしょうか…普段とあまり変わらない淡々としたインタビューでの受け答えで、笑顔すら浮かべている姿を見て、なんて強い人なんだろうと感動しました。

そして、フリーでは4回転に挑戦し、順位を4位にまで上げる根性にも脱帽でした。



彼女は、周りに惑わされない芯の強さがあり、情緒も安定していて、若いのに、もう精神的には成熟した大人の域に達しているなあと感心します。

衣装の色づかいにも、いつもちょっと通好みというのか、あまり他の選手には見られない独特のニュアンスのある、すてきな色を選ぶなあと、前々からセンスの良さを感じていました。

紀平梨花さんの、これからのスケートの成長には大いに期待が持てます!

ザギトワ選手が総合で最下位になってしまったのもまた驚きでした。


ショートでは2位でしたが…。

彼女のこのショートプログラムは、アイスショーで生で見させていただき、私にとっては思い出深いプログラムです。

ショー初日の昼の部というのは、スケーターたちにとってはウォーミングアップ的な位置付けになるのか?披露されるのは前のシーズンのプログラムやエキシビションナンバーが目立つなか、ザギトワさんは、このプログラムを新プロとしてお披露目してくれたのでした。

よく滑り込まれたすてきな演技に、うっとりしましたっけ。


フリーのクレオパトラでジャンプの回転不足など点数が伸びなくての6位でしたが…それでも素敵でした。

ザギトワさんは、今回、伸び盛りの同門の後輩たちに対して、どうしてもプレッシャーを感じていたことと思います。

彼女の表情は、思い起こせばショートでもフリーでも硬いままでした。

逆境のときにも笑顔でいられる紀平選手と、明暗を分けてしまったかのようで、切なかったです。

私にとって女子のファイナルは、5位に終わったテネル選手も含め、表彰台に届かなかった人達の奮闘が心に焼きついた試合でした。

(画像をありがとうございました)