お早うございますkokoanです。
いきなりですが、私は意地悪な人が苦手です。
あんまり得意な人もいないだろうけど。
私は今、幸せに暮らせていると思いますが、それは周りに意地悪な人がほとんどいないから。
私を幸せな気持ちにしてくれるのは、家族や友達などまずは周りの人だけど、遠い人では、フィギュアスケーターたち。
彼ら彼女らの奮闘する姿、優美さ、豪快さ…等々から感動や力をもらい、癒され、日々のエネルギーに変えています。
アスリートたちには順位も大事になってくるかもしれませんが、私は順位や点数よりも、演技そのものに自分が感動できるかどうかが基準です。
そして、自分には逆立ちしたってできないことをやってのけるスケーターたちには敬意を抱いていますし、スケートの好みはありますがそれとは関わりなく全員を応援しています。
でも、マスコミは、注目される記事を書くのが何より大事というスタンスが主流なのでしょうか、選手たちに時にはとても意地悪な対応をすることがあるように思います。
最もその攻撃にさらされる1人として私がいつも同情するのは、アリーナ・ザギトワ選手です。
健気にファンへの感謝を伝えるインスタグラム…かえって切なくなりますが、彼女の芯の強さ、そして人柄がうかがえて、むしろファンも増えるかもしれません(私もそうであるように)。
ザギトワ選手はオリンピックで金メダルを取った時でさえ、得点が1.1倍になる演技後半にジャンプ全てを入れる構成だったことに文句を言われていました。
選手はただコーチの指導どおりにやっただけのことだしルール違反を犯したわけでもないのに。
成績がいい時は持ち上げ、下がると叩く、それが露骨に表れるのが、特にザギトワ選手の時に私には目に余るのです。
でも、そんな時に必ず擁護してくれるのが、同じフィギュアスケートの選手であったり、コーチだったりすることには救いを感じます。
このインスタグラムには、ネイサン・チェン選手もいいね!してるようですね。
彼はチャンピオンの座にいても決して驕らず、どの選手にもちゃんと敬意を表し、思いやりを忘れません。
なぜか私が衣装の悪口(のつもりはないんですけど)を言うタイミングで、いつもナイスガイぶりを表明するネイサン選手なのでした(笑)。
ロシアフィギュア界の重鎮といわれるタチアナ・タラソワさんが、いつも批判にさらされる選手たちをかばうことは知っていましたが、ネイサン選手のコーチ、ラファエル・アルトゥニアンさんも、選手に対して温かい眼差しを持った人だと、最近、気づき始めています。
ネイサンの先生だものね(笑)。
浅田真央さんとは、残念ながらコミュニケーション不足だったのか、師弟関係がうまくいかなかったようですが、アルトゥニアンコーチは、選手をじっくり育てるタイプなのだろうことは、彼の教えを受けたベテランのブレジナ選手が遅咲きで活躍している姿を見ていても思うことでした。
ザギトワ選手の今回のファイナルの結果を見て引退をすすめる声もあるようですが、タラソワさんやアルトゥニアンさんは、それには異をとなえています。
そもそも引退を決めていいのは、選手本人だけです。
外野がとやかく言う権利はありません。
マスコミの意地悪さは、宇野昌磨選手のフランス大会の時にも思いました。
昌磨くんが8位になったことについて、どう思うかを、他の選手に聞くデリカシーのなさには本当にがっかりしたものです。
でも、そんな時にも、フォローしてくれるのは、やっぱりいつもはライバルでありながら互いを敬うことのできる選手たち。
ネイサン選手は、宇野選手ならきっと答えを見つけて戻ってくると言ってくれました。
アルトゥニアンコーチも、1人でキスアンドクライに座る昌磨くんに、本来ならフラワーガールが届ける氷上に投げられたプレゼントを自ら届けに来て、きっと励まそうとしたのだと思われる場面がありました。
自分の選手のことで神経をつかってる時のはずなのに、アルトゥニアンコーチって、意外に人情派なのかなあ、なんて、あの時、一気に私の中で彼の好感度が上がりました(笑)。
ファイナル女子では、今期シニアデビューしたエテリコーチの3人娘が表彰台を独占しましたが、そこでのインタビューの、コストルナヤ選手とトゥルソワ選手の態度についてもマスコミから批判がありました。
確かに、ちょっと礼儀に欠けることがあったのかもしれませんが、まだ彼女たちは、年齢を考えたら未熟なところがあっても致し方ない子どもだと思います。
フィギュアスケートに打ち込む日々で多少、礼儀作法の教育まで及ばなかったところもあったかもしれませんが、それは大人の責任でもあるでしょう。
彼女らの至らないところを温かく正しく導いていくのが大人の態度であって、目くじらたてて批判することなのか?と疑問に思います。
マスコミのやってることが彼女ら以上に失礼なことだとの自覚があってもいいくらいです。
そんな扱いをする記事ばかりではないことも知っています。
全部そうだと言ってるのではないのですが、私は意地悪は嫌だ!と、声を大にして言いたいだけなのです。
負けるな、スケーターたち!
ちゃんと味方はいるからね!
(画像をありがとうございました)