こんにちはフィギュア大好きkokoanです
先日、フィギュアスケートTVで、いい特集をやってくれたので楽しく観賞しました
各選手が心に残る全日本特集ということで、懐かしい映像がたくさん出て来るのもうれしいし、どの選手がどんな選択をしてるのかを知るのも興味深かったです。
そこで、くすっとなったのは、いかにも「らしい」宇野昌磨くんのコメント
2019年の全日本、昌磨くんのグレスピが良かったとあげる選手が複数いて、大人気の昌磨くん。
ですが、選手たちによる、「もう一度見てほしい自分自身のプログラム」のアンケート結果を見た時に、昌磨くんの回答ときたら、
「特にありません」
…正直というのか、謙虚というのか、なんというのか…いかにも彼らしいな、と。
フィギュアスケートは、人に自分の演技の美しさを見せる競技なので、多少の自己顕示欲は必要かと思いますが、昌磨くんは、どうやらそういったものは持ち合わせていなさそうです。
昌磨くんの良き先輩、日野龍樹くんも、「特にありません」との回答。
もったいない、あんなに素敵なのに…でも、人柄が見えるようで、私はこういう人は結構すきです
そして、また昌磨くんに戻りますと、彼はやっぱり、ぶれない
昌磨くんにとって、フィギュアといえば大ちゃんと真央ちゃんなんだな、と
自分のスケートの原点だと昌磨くんが言った、大ちゃんの「オペラ座の怪人」。
引き込まれる演技に加え、ノーミス
昌磨くんにとってのお手本なのでしょう。
あまり人の演技を見ないと言ってた昌磨くんですが(しかし自分が試合に出てる時は見るという…普通、逆では(笑)?)、大ちゃんの演技はビデオで繰り返し見たと言ってたことがあったような。
昌磨くんが、真央ちゃんの最後の全日本のフリーをあげたことにも、彼らしさを見ました。
真央ちゃんのこの演技を昌磨くんは、「生き方の原点」だと。
胸を打たれました
この真央ちゃんの「リチュアルダンス」は、ジャンプがうまくいかず、ご本人は満足いく滑りではなかっただろうと思います。
でも、果敢にチャレンジしたこと、失敗はあっても人々を魅了するスケートだったこと、うまくいかないことがあっても、笑顔で観客に応え、感謝の気持ちを忘れないこと、といった、人としての生き方の美しさを、昌磨くんはきちんと見ているのですね
それらを含め、フィギュアスケートは素晴らしいものだと、昌磨くんは受け止めているのだと思います。
真央ちゃんとの出会いがなければ昌磨くんはフィギュア選手じゃなくて、アイスホッケーの選手になってたかもしれません。
でも、真央ちゃんに誘われてフィギュアの世界に入り、彼女のいい時も悪い時も全てを見て学び、吸収していった結果が、真央ちゃんにとって最後の年になった2016年の、昌磨くんの初優勝だったのでは…そう考えると感慨深いものがあります
昌磨くんは、自分が優勝した翌日、真央ちゃんの演技を会場で見、それこそしっかり瞼に焼きつけたにちがいありません。
真央ちゃんと昌磨くんが最初に出会った山田コーチ。
山田コーチが、二人に、「人として」を教えた恩人で、二人とも、その教えを忘れていないことにも感動します
昌磨くんは、きっとこの先も自分らしく歩いていける人だなと、今は拠点のスイスに渡れず、どんな練習ができているのか情報があまり入ってきませんけど、ぶれない軸があるのをフィギュアTVで再確認できて、大丈夫と安心しています。
フィギュアTVのお話、あと1回くらいあるかも…今日はこの辺で
(画像ありがとうございます)