今日カレンダー受け取りました。噂に聞いてたようにこれまでで一番アイドルチックな大ちゃんかもしれない。3月の私服ショットが最高に爽やかですね。晴れ晴れとしたお顔です。
これはいいわあ。
と、独り言を言いつつ、またしまい込むってハムスターか?ww
じつはまだ家庭画報の特別装丁版はビニールから出してないのです。あまりにも勿体なくってーー('◇')ゞ
しばらくはこのまま飾っておくことにしました。でも内容はちゃんと読みたいのでプレミアムライト版を買ってきましたよ。こんなことなら到着まで我慢せず発売日に購入するんだったわ!
プレミアム版ならコンパクトで持ち運びにも便利。なにより折り目を気にせずにじっくりと読めますもの。といいつつ貧乏性の私はこれまた折り目を付けられないので、そっと開いては見ておりますがね。
ちょうどポストカードの厚紙がしおりの役目をして、ぱっと大ちゃんの記事に飛べるのが何よりです。
記事は12ページ。カメラマンは著名人のポートレートを良く手掛けている平岩享さんです。前回の家庭画報の特集も平岩さんでしたね。
平岩さんのことはこのブログでもたびたび紹介させていただいてきました。
以前のお写真はこちらでご覧いただけます。
君は持ってるねん‼︎‼︎‼︎
https://ameblo.jp/momokamo1995/entry-12175493533.html
こちらのお写真も平岩さんが撮影されたもの
そしてこちらも
https://www.instagram.com/p/BQTqNXyjaeN/
こうしてみるとやはり今の大ちゃんが近年で一番少年っぽい気がします。知らず知らず心の有様が人相に現れるものですね。
若さとは年齢ではないのです。
青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、希望ある限り若く 、失望と共に老い朽ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、この時にこそ人は全く に老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。
サミュエル・ウルマン 「青春」 岡田 義夫 訳
以前記事で紹介したことがあるんですが、私のおじが生前よく愛読していた詩です。
大ちゃんを想う時に私の心に湧き上がる歓喜が間違いなく私を老いから遠ざけてくれている。
まさしく今こそ青春を謳歌してると自分でも思います。それはきっと大ちゃんもね。
転んでも笑顔(*´▽`*)
転び方すらスタイリッシュ!
今の大ちゃんはともかく活気に満ちています。そしてとても幸せそうです。
すみません、この番組を観て私こんなことをつぶやいたのですが・・・
なんと長い道のりだろうと呟いたら、長い道のりでしたがスケートが好きになりましたと大ちゃんからお返事が来た(笑)
— momokiku (@dai0316) 2018年12月3日
いいねありがとうございます。しかし肝心の元ツイを自分で削除してしまいまして、一体何のことやら分からないツイートになってしまいました。
一応説明させていただきますと、昨夜NEWS23が始まる前に見返していた2009年10月の髙橋尚子さんとの対談「THE NEWS」の中に大ちゃんが中学三年生だったときの映像があったのです。それがとても感慨深くてつぶやいたのです。
なんと長い道のりだろう。なんて麗しい師弟なんだろう。
そしたら大ちゃんからこんなお返事が来たってわけです。
あー何度見てもうれしいこのお言葉
昨日いただいたコメントのお返事にも書きましたが、音楽との幸せなマリアージュと讃えられ、ご本人も音と合体!とかおっしゃってたのにっ!
スケート界の先駆者として斬新なプログラムであれほどさんざん弄んでおきながら、まだ告ってなかったんかい!!と突っ込みたくはなりましたけどね(-_-;)
柱の陰からやきもきしながら中々進展しない恋の行く末をずっと見守ってきた身としては、あーやっとここから真の交際がスタートしたのね、と安心のあまり地面にへたり込むような気分でおります。後はこの蜜月が末永く続くことを祈るばかり。
でも画報さんの記事を読んで、これは本物だと確信できましたし、私たちファンにはもう何も怖いものもなく、心配に駆られてしぼんだり、悲嘆や皮肉の厚氷の下に埋没することもなく青春\(^o^)/バンザイで過ごせるというものです。
そうまさに大ちゃんカレンダーのお写真のごとく、これからもお日様の下で笑っていられますね。
でもほんと短くも長い長いスケート人生です。若いつもりでも年月は確実に過ぎ去ってきたわけで、様々な出来事がありすぎるくらい在りました。
昨日は時間がなくて2009年の対談のことはお伝えしきれなかったのですが、放映されたのは10月9日、その夜はケガからの復帰初戦となるフィンランディア大会SPだったので覚えてる方も多いでしょう。
深夜布団の中で携帯を開いて現地情報を追い続けたあの夜、これもまた忘れられない日となりました。
大ちゃんの怪我については今更語るまでもありませんが、今年の復帰で新たに大ちゃんファンになってくださった方もいらっしゃるようですので念のためにおさらいしますね。
受傷したのは2008年10月26日。中国杯を目前に控えた追い込み練習中に3Aを堪えて転倒したのが引き金となりました。
それは選手生命を脅かす大怪我でした。
まだフィギュアスケーターでは誰一人としてこの怪我から復帰できた人はいないほどです。
しかし、練習での転倒や痛みには慣れていた大ちゃんは最初は気が付かなかったといいます。
その夜から凄く腫れてきてしまい、渡部トレーナーが夜を徹して患部を冷やすなどの対処をしてくれましたが、切れてしまっていては自然治癒はあり得ません。結局は手術を選ぶことになりました。
手術は無事成功、2008年12月24日、クリスマスに退院し、あとは通院しながら回復に努めることとなりました。
尚子さんに手術した部位を説明する大ちゃん。このときはまだ足にボルトが入っていました。
しかし本当に辛かったのは手術の傷みではなく、そのあとのとても過酷なリハビリでした。
リハビリに通うため近くのアパートで独り暮らしを始めた大ちゃん。
今は洗濯が趣味というくらいですけど、当時は洗濯機を回すのも初めてでしたね。最初から柔軟剤を使うあたりが大ちゃんらしいのですが。
たぶんいろんなことが一度に襲ってきてしまったのでしょう、堪えられなくなった彼はリハビリをボイコットします。
2009年2月。彼は2週間姿をくらましてました。その時の歌子先生のご心痛は察するにあまりあります。
帰宅した際の歌子先生の「何が有っても私はあなたの味方だよ」という強く優しい言葉に救われた大ちゃんはリハビリを続けることを決意します。
しかし迷いがまったくなくなったわけではありません。
これまでに多くの方から支援をしてもらいながらスケートを続けて来た身としては、逃げ出したくても逃げ出せない現実がありました。
その心の奥にくすぶる懊悩は承知の上で歌子先生は彼のモチベーションを上げるべく、励ましの言葉を掛け続けます。
今思えば、このころの歌子先生は怪我前よりも良くなったこと、できることが増えた事を言葉で伝え続け、自信をもたせようと必死だったんだろうなあ。
2009年4月4日に受傷後初めて氷に乗り、6月から本格的なジャンプの練習、7月末に3Aを取り戻し、8月にはアイスショーに出演。
以前とは明らかに滑りがなめらかになり、美しさを増した大ちゃんを私もようやく目にすることができました。
9月のカーニバルオンアイスを経て、そしてたどり着いたフィンランディア大会。
尚子さんは復帰戦に向けて練習する大ちゃんをリンクサイドから見守ります。
怖い、怖い、とつぶやいてるのは尚子さんです。
ハラハラしながら見守ってくださった尚子さん。
歌子先生も又、薄氷を踏む思いでいたんでしょう、よく耐えていらっしゃいましたね。コーチであることは人の人生を丸ごと預かるようなもの。さぞかしご心労があったと思われます。
番組中歌子先生は大ちゃんとこんな約束を交わしていたのだと紹介されました。
そして大ちゃんはといえば、
ははは、あれから9年、この戦いはまだ決着がついておりません。
この約束は決して忘れたわけではないと思いますよ。歌子先生を泣かせた時が大ちゃんがスケートをやめるときとまでおっしゃってたくらいですもの。
いや、歌子先生については西日本大会の後、ついに!というそれらしきお写真はありましたが・・・・
まあ、あれは目にゴミが入っただけでしょう。たぶん・・・
だってキスクラで3F!って失敗に速攻突っ込みいれてたくらいですし、やっぱねえ共闘してると泣いてる場合じゃなくなるのですよ。一緒に滑ってる気分なんでね。
でもいつかきっと・・・私も・・・
一方、大ちゃんの今の夢は全日本最終グループで滑ること。
後輩たちとの戦いを楽しみにされてるというよりも、自分がどこまでできるか?その可能性をワクワクしながら見つめているのが今の大ちゃんです。
次世代スケーターへのインタビューをまとめた書籍、「リトルウィングス」にはそんな大輔先輩をあこがれの目で見つめる若きスケーターたちの言葉が書き連ねられておりました。
友野君は男の色気と言えば髙橋大輔さんですよね。と彼のような色気のある演技を目指すべく、ダンサーの演技から前髪のたらし方に至るまで色んなものを吸収している様子を熱っぽく語ってます。
島田君は氷上の表現者と言えば髙橋大輔さんとステファン・ランビエールだと名前を上げて、ジャンプだけではない魅せるスケートを目指す決意を語ってます。
山本草太くんは自分の演技に感動して大ちゃんが現役復帰を決意したことについて、畏れ多いです、自分の演技だけではないと思いますとテレながら恐縮していました。大ちゃんと一緒だった2013年の全日本の想い出にも触れていました。
須本君はまだ小さいときに大ちゃんと一緒のリンクで練習したことがあるんだそうです。その頃のことは覚えてはいないのですが、今度の全日本で大ちゃんの演技が見られることを楽しみにしてるんですって。
誰かの夢がまた誰かの夢を生み出し、そうやってつながっていく。
彼らが目にするのが今の一番いい状態の大輔さんであることは、今後の日本のフィギュアスケート界にとって大いなる福音だと思いますよ。
最後に2009年の番組締めくくりの尚子さんの言葉がこれまたとても良かったので引用させていただきますね。
「今の時点ではワクワクした気持ちよりも不安のほうが多いと思うのです。でも第一歩を踏み出して自信を取り戻してほしい。
そして彼にとってのこの1年半、怪我はものすごく辛かったと思いますが、まだ結果を出すことによって”良かったな”と思えるチャンスがあるんです。
オセロゲームで言えば真っ黒が最後の一手で真っ白に変えるチャンスが彼にはまだ残されていると思うのです。
彼には思い切ってそして楽しんでチャレンジしてほしいなと思います。」
バンクーバーまであと4か月、取材の時点ではまだジャンプも完全に戻りきってない状況でのこの力強いお言葉が私をずいぶんと勇気づけてくれました。
復帰からバンクーバー、ソチ、平昌を経てこの冬の全日本と、本当に長きにわたって節目節目で大ちゃんを見守ってきてくださった高橋尚子さんもまた一人の恩人ですね。
大ちゃんほど自分の過去をあっさり否定する人はほかに見たことありません。確かにこの時もそうでした。ボイコットしたって正直すぎるくらいにはっきりとおっしゃってましたからね。
でもずっと見てきた人はみんなわかってますよ。彼の歩みそのものが何よりの証言ですから。彼に出会った人はみな彼の味方になります。
曲がりくねっているようでいてまっすぐな王道を彼は実直に歩み続けているのです。
その道はこの先もずっと明るく輝いていると私は思います。
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