夏休みの終わりに出会えた青年 | 高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

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連休最終日、主人も私も夕方帰宅し、互いに楽しかった夏休みの思い出をスマホ片手に報告しあう夕飯となりました。

お休み中夫婦別々に好きなことをして過ごすのもいいもんですね。

どちらかがどちらかに無理して付き合うというのではなく、二人それぞれ新しい体験をしてその歓びを分かち合う。

二人ともまた世界が広がってそれを良かったと素直に喜べるほどよい距離感がいいんです。

まあ私の方が大分休みが短かったせいもありますけどね。

 

仕上げはバンキシャでした。


高橋大輔選手も出演した氷艶の舞台裏も放映するそうじゃありませんか。

 

昨夜、宿泊先で放映予定を知ったときには慌てましたよ。早速家に電話して録画しておいてって頼んだくらいです。

おかげで既出の映像だけではなく、光源氏の慟哭の舞いも少しだけですが見ることができました。


それだけでも込み上げてくるものがあります。

 

番組では宮本亜門さんが手術に至る決断とその後氷艶という大きな舞台にかかわったこと、病を通じて気が付いたことを率直に語っていらっしゃいました。


ドキュメントの前に時間をかけて煽り運転の事件を取り上げてましたけど、その場の自分の感情を行き当たりばったりに他人にぶつけて発散してしまうのは事件性はなくても人にはよくありがちなこと。


あの犯人だけが決して特殊なわけではありません。高速道で煽られて嫌な思いをした経験をお持ちの方は多いし、ただ歩いてるだけでも通りすがりに変なことを言われたり、されたりなんて事もありますよね。



SNSだって他人に何かを伝える行為のはずですが、それを凶器として他者を傷つけ、殴るのに利用している人間のなんと多いことか。そんな人たちに煽り屋を批判する権利はまったくありません。大概気がついてはもらえないんですけど。


ブログにしてもツイッターにしても何か書くならクリエイションする意識を持つべきで、ただ気に入らないとか嫌いとかを放言することに使うのはやめてほしいとつくづく思います。しかし中にはわざと嘘を書いて騙すような確信犯もいるから言わば計画性もあるわけで余計に質が悪いですね。


そんな憤りも感じていたところで亜門さんの生き様を拝見したので余計に人生に目標、目的意識を持つことの大切さを痛感しました。


氷艶、満場の拍手喝采を聞きながら通路を走る亜門さん。


「亜門さん、亜門さんいらっしゃいますか?」


初公演のフィナーレで大ちゃんの呼ぶ声に応えて登場されたとき、観客からは万雷の拍手喝采が降り注がれたのをあの時私も見てました。


亜門さんにとっては苦労も苦しみも吹き飛ぶ瞬間だったのではないでしょうか?番組では放映されませんでしたが、幕間から出てこられたときの笑顔は忘れられません。



これがあるから演出の仕事は辞められないっておっしゃってましたけど、命が有限であることを実感された方にとってはこれまでとはまた違う特別な想いがあったのだと想像します。


災害や犯罪に巻き込れるなどいくら生活をきちんとされていても考えられないような不幸に見舞われることはあります。


が、そこからまた立ち上がるためにも、人生のどこかで創造する悦びに出会うことが誰にとっても必要なのだと思うし、そうした部分を持ってる人の言葉は別に作品と関係ない分野においても心に響くものですね。



そういえば私が宿泊したホテルも相当創造性に満ちてましたよ。

芸術的とか洗練というのとはまた違いますけど、往時の職人さん達が自由な発想でやりたいことをやれるだけ追求したという意味ではいま見ても斬新で滞在するのが楽しかったです。








完璧で完全なものが必ずしも人を楽しませるとは限らない。表現者が創ることに命削るほど夢中になって頑張ったものには魂が籠るからそれが時を経てもちゃんと伝わるんですね。


お金さえかければ良いものが見られるし手に入る、若い頃はそれが当たり前に思っていたけど、年齢を重ねると本当の物の価値ってお金じゃなく心なんだって本当の意味でわかってきた気がします。


受信する側も成熟は必要なのです。


そういうキャッチセンサーが働かない人は若かろうがが年が幾つになろうが自らはなにも産まず、他人を踏みつけることによって、あるいは功績ある人物に自分を同化させることによって自尊心を満足させようとします。というかそれしかできない。


でもほんとに自分が決断しなければならなくなるとき、決して逃げられなくなるときが必ず来ます。


そのときに支えるのはやはり自分自身。中身が空っぽじゃ崩れるしかなくなるし、それは怖いので私もなんとかしなくっちゃと昨日の番組を見ていて考えさせられました。


でもやっぱり才能ある人は羨ましいな~で終わってしまいそうアセアセ


今朝友達にお呼ばれしてホテルで一緒に朝食をいただいてきたんですが、たまたま隣の席に座ったまだ20歳になったばかりの青年に話しかけられてすっかり意気投合してしまい、思いがけずおしゃべりの華が咲いたのです。


私たちが知り合った馴れ初めを聞かれたので大ちゃんファンであることを話したら彼も妹の友達が大の羽生くんファンで話し始めたら止まらないくらい聴かされているんだそうな。


でもその大好きって気持ちがすごく伝わってくるんでなんだか可愛くて僕もニワカだけどスケートが好きになりましたってニコニコしながら話してくれました。


プラスの表現はプラスの賛同を呼ぶ。よい循環が生まれる。


立派な作品を作れるわけじゃないけど、好きな気持ちを表すくらいは自分にもできるし心掛けなきゃと思いましたよ。


それにしてもどこか初対面な気がしないと思っていたら、彼の妹とのツーショットを見せてくださったのですが、それがまた帽子を被ったテンくんのファッションにそっくりだったんです。

ああもしかしたらテンくんもこんな感じの人懐こくて家族大好き、ふるさと大好きな青年だったかもしれない。

愛されて真っ直ぐ育ったとても良い子。人生のどこかで交わることができたならこうして話せることが容易に想像できました。


まあこんな年が離れた男の子と話すなんて普通じゃあまりないのかも知れないけど、私もブログに書いてるようにこの辺りでは結構あることです。この前もダイエット中に初対面の方からケーキ屋さんに誘われたし(笑)その時は年配の女性でしたけどね。


長野の人はやはり人懐こっいし、見知らぬ同士でも目が合えば笑顔になって会釈してくれると彼も言ってました。いま帰省中で今日帰らなければならないけど、ああー長野はやっぱいいなあって開口一番話してくれましたからね。きっとあちらでは寂しかったのかもね。


もちろん長野にも煽り運転するような輩はいるはず。


人を見たら泥棒と思えと教えられて育てば、現実そうなります。


ですが子どもの頃から人に受け入れてもらうことで赤の他人と交わることに抵抗を感じずに済むなら、自分の感情を上手に伝えることもできるようになるし、ゼロか100かなんて極端に走らずに済むような気がするんですけどね。

環境は大切です。


他人任せじゃなく挨拶くらいなら今すぐ実践できる。それが彼のような人を笑顔にできる人間を増やしていくことに繋がるのなら、私もやらなきゃ。



はるばる長野に遊びにきてくれたお友達にお陰さまで最後まで楽しんでいただけて、彼にも感謝です。


彼の未来に幸多かれと祈ります。


それでは今日からまた通常モードに戻ります。氷艶もいよいよクライマックスです。それはまた今夜にでも。


あ、ラーメン❗真似して私もついつい胡椒たっぷりかけちゃって自分でむせそうになりました。でも美味しかったー😀😁😄これは癖になりそう。長野ではプラス七味唐辛子もおすすめです。









 

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