イタリアの感染が猛威を振るう中、イタリア国境に面するスイス・ティチーノ州では、措置を一段階厳しく制限し、企業活動(生産)をストップさせることに踏み切った。ライフラインの食品を扱う店又は企業と医療関係以外が該当する。

 

今週から、国鉄をはじめとする公共交通機関が制限されており、一部の列車がキャンセル、その他は少ない本数に変更している。その背景には、国鉄職員従事者が半数減少した背景もあり、乗客の数もいつもの20~70%減少傾向になる。例えば、チューリヒでは、時間によっては、-80%減少、バーゼルやルツェルンでも、ー75%減少となっている。

 

 スイスの場合、外を歩く場合は、5人まで人との間隔の距離は2mと制限しているが、チューリヒでは、若者の違反が見られ、1日で15件の違反に、一人100フランの罰金が課せられたという。

 

 また、ドイツでも新たな制限が設けられ、人が集まる場合は、2週間の間は、2人までに制限が加わった。更に、メルケル首相自身について、コロナウイルスがポジティヴだった医者と接触した為、2週間の隔離となった。とはいえ、ドイツ全体では未だ外出禁止までには至っていない。

しかしながら、ドイツ連邦の16国で詳細は異なっている様で、バイエルンとザールランドでは、厳しい外出制限が出て、1人のみの外出許可としている。

 

 世界がこういう時期に、”日本では、春の花見が~!”という以下のスイスサイトの動画(クリックして下さい)を見ると、きっと、欧米人は、日本人頭おかしいと違う?と思うこと間違いありません。(3月23日付ブルーウインのニュース抜粋)

 

コロナウイルスにも関わらず、花見に興じる日本人(ドイツ語動画、ブルーウインから)