スイスで山歩きに行くのはスイスでは国民的スポーツ&レジャーです。コロナ疫病以来、スイス国内で山歩きをする人の数も増加しています。

 

昨年、スイスのポスキアーヴォで、55歳の男性が母牛に襲われ、頭を怪我し重症に見舞われたそうです。

(ブルーウイン独語ニュース2020年8月31日抜粋)

 

スイスで山歩きをしていると、放牧された牛に出会います。普段はのんびりしている牛ですが、実は、、、

”母牛は、子供を守る為、もし、人間が子供の牛にちょっかい出す様なことをすると、母牛が襲って来るらしい”のです。

(よく現地で山歩きに行く私も知りませんでした~アセアセ

 

死に至る危険あり!Avers GR

 

牛に襲われて、重症を負った件数は、スイスでは、年に14件程度あるとの統計です。襲って死亡させた例では、45年に1件とのデータがあります。

一方で、牛が人を襲ってケガをさせた場合、農夫にも責任があるということです。そこで、標識を立てて、以下の様な危険性注意を呼び掛ける必要があるとしています。

 

そこで、”山歩き中にスイスで牛に出くわした時の注意!”です。

-牛とは、間隔を置く。

-小さい牛には近づかない。

-犬にはしっかりと紐を付け、牛を邪魔しない。

-もし、牛が襲い掛かろうという体制の場合、ゆっくりと、後ろ方向へ立ち去る。

 

 

オーストリアの裁判の例で言えば、自分の牛が人を襲った場合、ケガ費用を一部負担する、と決定されています。

 

スイスでも山歩きの法律では、「山歩きの山道には、可能な限り危険がない状態でなければならない。」と書かれている上、別の法律でも、「損害を被られた場合は、基本的に家畜所有者にその責任がある。」としています。そこで、万が一のことを考えて、そういった損害保険に追加加入する農夫もいるということです。

 

山歩きに行くと、牛が沢山放牧されているので、ついつい近づいて写真を撮ったりしますが、この記事から、人の行動如何で、のんびりした牛でも、意外と危ない、ということがこれでわかりました。特に、可愛い小牛なんかに近づいたらヤバイデスね。皆さん、注意しましょう!

 

 

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