スイスからドイツへの入国は可能ですが、先日以下の条件が発表されました。
スイスのジュネーブ州とヴォー州は、コロナ感染リスクがあるとして、そこに14日前にいた人や、そこから来る人が、ドイツへの入国時には、ＰＣＲ検査と隔離が義務付けられます。それをしない場合には、入国が不可能になりました。
最近では、欧州の場合、国単位ではなく、地域単位で、リスク国がリストに挙がっています。
もし、これを違反した場合、最大25,000ユーロの罰金となります。(20mn 2020年9月11日記事から）
実は、うちの相棒が丁度、先週、ジュネーブ州及びヴォー州へ滞在していて、当分の間、彼はドイツへ買い物に行けなくなりました。
私達は、ほぼ毎週ドイツへ買い出しに行っているので、今のところ、私と娘が買い出し当番となります。
これにより、西スイス人がドイツへ観光に行くことと、その逆のドイツ人がこれらの地域へ観光に行くことも閉ざされました。
うちの相棒の場合は、仕事で西スイスへ行ったわけですが、「その人がそこに実際いたかどうかは、どうしてわかるのか？」
と私が質問すると、携帯やデータ等からその人の行動の痕跡は分かってしまうと言います。
例えば、その人がセミナーに出席していれば、簡単に分かってしまう様です。
罰金があまりにも高いので、あえてそれをする人はいないでしょう。
観光産業の痛手は大きく、スイスの旅行業界では、2020年は、2019年に比べて、マイナス80～90％の売り上げだと嘆いています。
（20mn 2020年9月11日） 他にも、スイス航空の雇用削減等、これから雇用喪失が更に増加する見込みです。
その分、スイス国内観光旅行の宣伝が目立っていて、新聞チラシやＴＶの宣伝をやっています。
しかしながら、ホテルの宣伝では、とりわけ部屋代が安くはなく、国内では日帰りで十分だと思っている今日この頃です。
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