『1丁目1番地1号』その23。須賀町から新宿通りに再び出て新宿方面に歩く。四谷三丁目交差点の消防博物館を併設した四谷消防署の立派な建物が見える。
交差点を信濃町方向にまがり、2本目を右に行く。右側の地名は『左門町』、あれ、外苑東通りの反対側ではと思いつつ左側をみると『大京町』。この辺りは小さな町が多く、わかりにくい。
『新宿区大京町1番地1号』は老人介護施設である。一本裏とはいえ、便利なところにある。
また、新宿通りに戻り、さらに新宿方面に歩く。四谷4丁目交差点はトンネルができたおかげで風景は一変している。内藤町の殆どの部分は新宿御苑になるが、張り付くような小さな部分に『新宿区内藤町1番地1号』はある。郵便局の手前、剣持さんという歯科医院であった。
元に戻り、横断歩道を渡ると四谷大木戸跡の石碑がある。武蔵野台地からここまでは開渠で水を引き、この先は木製水道管で水を供給した跡である。因みに跡地が水道局になっているのも面白い。
その次の交差点を右に曲がると新宿御苑大木戸口に出る。その向かい側に『新宿区新宿1丁目1番地1号』はある。和CafeDiningというカフェをやっているが、今回初めて住居表示板に会えて感動致しました。
ここから東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅まではもう近く、それにしても暑い街歩きとなりました。