The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

エリカ・ルジタニカ Erica lusitanica

2021-09-12 10:31:33 | ポルトガルの野の花

ツツジ科、Ericaceae、エリカ属、イベリア半島原産の常緑低木、

学名:Erica lusitanica、

和名:ポルトガルヒース、英名:Spanish and Portuguese heath、

葡名:Urze-lusitana、Urzo=branca、Urzo-portugal、

2014年11月16日、12月2日、2016年12月25日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

 

花の長さは1センチほど。表示名は学名の音読み。晩秋~晩春まで、蕾が桃色で満開 時には純白の、筒形の花が咲く。

 

ツツジ科 [種別]低木;常緑低木 [形状]高さは3~4m。ポルトガルヒース. 常緑低木。葉は羽毛状で明緑色。

 

 

 

属名のエリカはギリシャ語で「砕く」の意のエレイケーに由来している。かつて、エリカが胆石を砕く薬効を持つと信じられていたことによる。種小名の lujitanica はポルトガルのの意。

 

イベリア半島 西部原産の直立する密集した低木。エリカ・ルジタニカ Erica lusitanica でした。 

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は学名から。属名はギリシャ語で「砕く」の意のereikeに由来している。かつて、エリカが胆石を砕く薬効を持つと信じられていたことによる。種小名は古代ローマ属州のルシタニア(Lusitania、現在のポルトガル・スペイン両国の西部に位置する)の地名に因んでいる。

エリカ・ルシタニカは、ツツジ科の常緑樹である。樹高は2~4m程度となる。幹は直立するが、途中から多く分枝し、枝も直立方向に伸びる。したがって、全体的には箒状の形状となる。葉は枝の周囲を取り巻くようにつく。葉の表面は濃緑色で、葉裏は白色の長さ1cm程度の針状である。葉は松葉状に一箇所から2個ずつつき、幹の周囲に螺旋状に配置される。葉には、細毛があるために、葉の縁部は鋸歯状に見え、先端部は針状突起となる。原産地では11~3月頃、分枝した枝先の葉腋から長さ1cm程度で白色の筒状花を下垂する。花冠は4浅裂する。雌蕊は花冠より長く突き出る。本種は、イベリア半島が原産地であるが、イギリス・ニュージーランド・オーストラリア・アメリカ(カリフォルニア・ハワイ)では帰化状態にある。(GKZ植物事典より)  

 

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