The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ヴェルベナ・スピナ Verbena supina

2021-12-04 09:59:46 | ポルトガルの野の花

クマツズラ科、Verbenaceae、クマツズラ属、地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Verbena supina、

和名:ヴァーベナ・スピナ、英名:Verbena Rastrera、Verbena Gris、Trailing verbena、

2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

 

ヴェルベナ・スピナ Verbena supina の花。表示名は学名の音読み。属名の verbena はラテン語で、神聖な sacred、holy 植物。もう一説にはラテン語で、多くの葉が茂る枝、葉が多い枝 leafy branch の意。

 

高さは、芝のように地面を這うものから1mを超すものまである。葉はたいてい単葉で対生し、細かく裂けるものもある。花は小型で、花弁は5裂する。色は白、ピンク、紫、青など。総状花序になる。

 

 

 

耐寒性のものは数種しかなく、多くは非耐寒性であるが、耐霜性の種では最低マイナス10度までの温度低下に耐えられる。大部分はアメリカ大陸の熱帯から温帯地方に分布し、一部は南ヨーロッパ、アジアなど、ユーラシア大陸などに自生する。

 

アレンテージョ地方の古城の空き地に自生。花は小さく、まったく目立たなかったが、写真に撮って初めて可愛らしい花だと分った。ヴェルベナ・スピナ Verbena supina でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は「神聖な枝」の意。種小名は「伏臥した」の意。

バーベナ・スピナはクマツヅラ科の多年草である。茎は伏臥から斜上し、良く分枝をする。草丈は50㎝程度までとなる。茎には稜がある。葉は長さ4㎝、幅6㎜程度の卵形で、茎に密着して対生する。4~6月頃、枝先に集散花序を出し、径3~5㎜程度で桃紫色の筒状小花をつける。花冠は5裂し、花冠喉部は白色となる。(GKZ植物事典より) 

 

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