The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

レタマ・モノスペルマ Retama monosperma

2022-04-25 10:56:16 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、レタマ属、地中海沿岸地域原産、落葉低木、

学名:Retama monosperma、

英名:Bridal Broom、葡名:Piorno-branco、

2011年3月、2015年12月24日、ポルトガル、アルガルヴェ地方で、2016年1月15日、16日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

レタマ・モノスペルマ Retama monosperma の花。属名は、本種のアラビア語名 retem をラテン語表記したもの。エニシダに似た低木だが花は白のみ。花はごく小さく、長さは1cm未満。花後には、莢果をつけ、長さ12~16㎜ 程度で卵形の種子を1個内包する。

 

艶のある赤褐色の花顎が特徴的。高さは 2m 以上になるものもある。カナリア諸島と地中海沿岸地域にレタマ種のみが分布する単型属。

 

アルガルヴェ地方の海岸に近い森に咲く。2011年の女子サッカー、アルガルヴェ・カップの日本対アメリカの試合を観戦するために、競技場近くのホテルに滞在したが、その森にたくさん咲いていた。森をジョギングする各国選手の姿も見られた。

 

 

 

レタマ・モノスペルマ Retama monosperma でした。   

©2022  MUZVIT

 

 

(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は、本種のアラビア語名 retem をラテン語表記したもの。種小名は「単種子の」の意。

レタマ・モノスペルマは、マメ科の落葉低木である。樹高は最大で 3.5m 程度となる。茎の表面には縦に筋状の凹凸がある。枝は細く、長く枝垂れる。葉はほ ぼ狭楕円状の小葉で、全縁、鋭頭で、茎に互生する。1~4月頃、葉腋に輪生状に白色で径1㎝弱程度の蝶形花を数個つける。萼筒は光沢のある赤褐色となる。 花後には、莢果をつけ、長さ12~16㎜ 程度で卵形の種子を1個内包する。(GKZ植物事典より)

 

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