蒜山から4日ぶりに家に戻った。
ログの山小屋の手入れに明け暮れた。木部保護塗料をペイントする単調な作業を無心になってしつづけた。
一番の楽しみは朝の散歩だ。
清涼で静寂とした高原をハンナと気ままに歩く。
つい、時間がたつのを忘れて歩き続け、山小屋に戻ると1時間半も過ぎていたことを知る。
ハナちゃんには厳しい朝練かも。
ここ蒜山に通い始めて、一番のご馳走は水と空気だと知った。もちろん新鮮な野菜も毎日食べられるし、美味しいものはたくさんあるけど、冷たくて美味しい水と爽やかな空気はあらゆるものに優っている。
特に朝の空気は格別だ。胸いっぱい吸い込むと元気がふつふつと湧いてくる気がする。
残念ながら、まだ、まったり、のんびり過ごす高原暮らしの環境が整っていない。日中は山小屋の手入れで時間だけが足早に過ぎていく。
4連休、せわしく小屋の周りで働いていた。
だけど、苦ではない。
一日の仕事をやり終えた後に飲むビールや酒は最高だった。
週の途中だけど、新しい1週間が始まった。
今週末にしなくてはいけない山小屋の作業リスト、To Do リストがすでに頭の中を駆け巡っている。