クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

髪を染めると白髪が増える?

2019年12月07日 | ヘアケア
「髪を染めると白髪が増える?」何ともショッキングな事ですが、2009年にFASEBジャーナル(アメリカの学会連合)「白髪の原因は過酸化水素の蓄積で起こる」という理論が掲載されました。

それまでは、髪を黒くするメラニンとメラノサイトの活性能力の低下が白髪の主な原因と考えられていましたが、この発表を境に過酸化水素(活性酸素)の体内蓄積がメラニン不足等と並んで白髪の大きな原因の一つと考えられるようになりました。

この発表を境に「ヘアカラーをすると白髪になりやすい」と言う事が証明されたようです😳😳😳
でも、それは残留薬剤の適切な処理を適切にすれば軽減されると言う事にもなるのです。

一般に使われるヘアカラー剤の2液には過酸化水素が配合されていて、毛髪の脱色を行いながら同時に染料を引き込む事で色を発色させています。

その時、毛根の毛包内に過酸化水素が長く残留するとメラノサイトとメラニンの産生をもたらす酵素(チロシナーゼ)が破壊されると考られています。

つまりヘアカラーの残留オキシ(過酸化水素)は毛髪の漂白剤であると同時に頭皮(毛包内)にも同じような影響を与え、白髪が増える可能性が高くなるのです。

そもそも白髪の原因となる過酸化水素は人間がもともと持っている、ある酵素によって日々分解されています。

この酵素を十分に持つ若い人は何もしなくても過酸化水素が分解されるため白髪になりにくいのです(遺伝等を除く)

しかし年を取るにつれて過酸化水素の分解酵素の産生が少なくなり、毛包や毛幹に過酸化水素が蓄積することで白髪になります(これが加齢です)

と言う事は、これらの酵素を上手く使ってヘアカラー剤の残留した過酸化水素を分解すれば、細胞の老化を防ぎ、白髪対策には有効であると言うことです👌

そこで私はヘアカラーの2液剤(残留オキシ)を水と酸素に分解し、分解排除する薬剤を考案しました。

近年、若い女性のヘアカラーの普及率を考えると、今までよりも白髪の発生率は低年齢化して行く事と考えられます

そのため結論的にはヘアカラーにより白髪に発生が若年齢か化する可能性は非常に高いと考えられます😔

それはあくまでも頭皮に残留するオキシ(過酸化水素)による物で、それを素早く無毒化(処理)することで軽減されると言えるのです。
(勿論、毛髪の損傷も軽減される)

その処理剤が今から4年前に作った『オキシウォッシュです』😃👌


画像はヘアカラー剤にオキシウォッシュを混ぜて薬剤が水と酸素に分解される様子です😃
   
1液と2液を混ぜて薬剤にオキシウォッシュを添加すると、過酸化水素は水と酸素に分解され、たくさんの気泡がでています。

これを使うことで、素早くヘアカラー剤を処理できるので、毛髪のダメージや退色の軽減が劇的に変わりました。

美容室におけるヘアカラーはホームカラーに比べるとコストや時間などのご負担をお掛けするだけに、圧倒的に良いと感じて頂かなければなりません。
それは仕上がりの美しさや安全性は勿論の事、その後の径時変化に至るまで。

その為にもサロンは手間やコストを省いてはいけないと思います😃

今日ブログもも長いな〜

最後まで読んで下さってありがとうございました🙇‍♂️

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