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ダイアクロンEXPO 2018 アフターリポート・後編

2018-07-07 19:51:58 | 玩具

2018年7月1日、秋葉原にてダイアクロンEXPOという
イベントが開催されました。

知らない方へ説明しますと、ダイアクロンとは3cmほどの
極小フィギュアを中心として展開される、1/60スケール統一の
ロボット系玩具のこととなります。

これによって、ロボット遊び、変形・合体遊び、基地遊びの
3つの遊びを同時に楽しめるという、ゴージャス仕様の
玩具シリーズとして、大変な人気を誇っております。

今回は、このダイアクロンの新規アイテム展示会ということで
自分も参加いたしました。

それでは先日の続き、ワルダー軍団サイドからどうぞ。

※写真はクリックで拡大します。
 詳細な箇所を知りたい方は、拡大されることをオススメします。




現在ラインナップされているワルダースーツの数々。
4種類ではありますが、数を揃えると大変な事に。


揃えちゃった場合。


ワルダロイド集合。
まさに軍団ですね。


ワルダースーツは、複数機合体させることで形態を
変化させていきます。
これは、3機合体『x3(バイスリー)』

  
左から『x4』、『x6』、『x16』


そして写真右上にあるのが『x60』!
回転台に乗せられておりましたので、後ろも撮ることが
できました。
前の写真(バトルスが磔にされている写真)のものは
こんな具合になっているということです。


少し順序が前後しますが、このワルダースーツの
コアとなる『ワームポッド』。
これだけでも、なかなか遊べそうです。


現在ワルダースーツに対する、強化システムが考案されて
いる様子です。
怪獣然としたシルエットになるのは非常に楽しみです。


 
また、巨大ロボット形態への合体ユニットも考えられて
いるようですね。
脚部が二脚と多脚に切り替えられるのも面白いです。


そして既存アイテム類。

 
バトルスV2とそのバリエーション

 

ビッグパワードGⅤシリーズと、戦闘トレーラー。


  
 
 
 
続いては、タカラSFランドの系譜の紹介コーナーと
なっていました。

変身サイボーグやマグネモ、ミクロマン、そして
ダイアクロンと、ワクワクしながら箱を開けたときの
記憶が蘇ってくるようでした。


この後、秋葉原の別の場所にて抽選に当選した人が
参加できる、トークショーが開催されました。

トークショーの内容は、既にアチコチでもアップされて
おりますので、かいつまんで説明しますと…

◆第1部
現在のダイアクロンシリーズのメイキング公開。

まずは現ダイアクロンシリーズ製作担当の高谷氏とともに
様々な試作案やイメージスケッチの段階を拝見しました。

中心となるギミックなどは、かなり早い段階で決定
されていたり、逆に前線の設計会社の方の意見で
形になるものがあったりと、色々興味深い話を伺う
ことができました。

なお、この時、ストライクバッファローの呼称に
ついてや、同アイテムに『とあるジョイントパーツ』を
付属させるか否かの多数決を採ったりしました。

なお、ジョイントパーツの詳細はここでは省きます。
調べていただくも良し、楽しみに待つのも良し。
ここは、皆さんの判断にお任せします。

また少し気になる情報として、ネオジム磁石の値段が
上がっているというものがありました。

今すぐ、というわけではないが、何らかの形で値段に
影響が出るかもしれないと、高谷氏が仰っていたと
いうことはお伝えしておきます。


◆第2部
ここからは、旧タカラ男児玩具責任者の奥出氏および
旧ダイアクロン開発者の大野氏が加わって、かつての
タカラSFランドや旧ダイアクロンシリーズの変遷を
お伺いしました。

以下のお話は特に耳に残ったものです。

・変身サイボーグのマーケティング調査では
北海道限定で発売を行ない、TVCMも流したが
あまりの売行きだったため、TVCMは必要ないと
社長が判断した。
(後には改めてTVCMも打ったが、第1弾の
 TVCMは行方不明らしい。)

・マグネモシリーズは、玩具優先での企画であり、
鋼鉄ジーグは玩具のために永井豪先生によって描き下ろ
されたデザインだった。
奥出氏曰く
「黄色の縞々で腰にチャンピオンベルト、緑の脚に悪人面。
 これで大丈夫かなぁ。と思った。」

・カーロボットシリーズはリカちゃんの『おままごと』に
対する、『おパパごと』意識した。
お父さんが車で出勤しつつ、有事には車がロボットに変形し
戦ってくれる、そんなイメージ。

・ただ同時に、当時ライバルだったトミーのトミカも意識していた。
あれと同じようにカラバリで同じ金型を使いまわせるならば
経済的でもあるし、生産性も上がると。

・カーロボットの車のチョイスは大野氏が大きく関わっていた。
ホンダシティのラインナップは、当時大野氏の愛車だったため。

・トランスフォーマーはやはり衝撃だった。
何のけれんもなく淡々と変形するのを見て、これでいいのかと
思ったとのこと。

・『オプティマスプライム→コンボイ』
 『ディセプティコン→デストロン』…は、日本側のアイディア。
 やはり呼びにくいのはダメだろう言うことで。

雑然ではありますが、強く記憶に残ったのはこんなところです。


◆第3部
マーケティング担当の方からのご挨拶と、アンケートに
あった、参加者からの質問に答えるコーナーでした。

ここで高谷氏の重大発言!
「ロボットベースは出します。ロボットベースは通過点です。」
…とのこと!

頼もしいこのお言葉とともに、トークショーはお開きとなりました。


以上が、今回のダイアクロンEXPOのご報告となります。

今回のEXPOでは、ワルダロイドセットが限定で発売と
なりました。


自分も2セット購入しております。

先のトークショーでは、2016年はリブートの年、2017年は
パワードスーツの年、そして2018年は対決シリーズの年と
位置づけているとのこと。

今後のワルダーサイドの動きや、ロボットベースの動向など
楽しみな要素がてんこ盛りのダイアクロン界隈。

これからも目が離せません。


それでは、良い玩具ライフを。


ダイアクロン関連商品はこちら。


ダイアクロン DA-27 パワードシステム マニューバガンマ \3,780


ダイアクロン DA-23 ワルダースーツ フリンガー \3,564


ダイアクロン DA-23 ワルダースーツ スタング \3,564


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