2019 J1 第34節 札幌vs川崎 レビュー 4位は死守だが | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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こんばんは。

いろいろありましたが、今シーズンが終わってしまいました。勝った上で、鹿島が負ければ、ACL出場権を得られるという試合でした。また、前節、かなり横浜FMにボコボコやられてしまったいたので、メンタル的にもどこまで立て直せるか心配でしたが、最後の試合、しっかり勝ってくれました。

 

 

12/7(土)14:00 J1 第34節 札幌 1 - 2 川崎 札幌ドーム

得点:1’小林(川崎)、13’脇坂(川崎)、34’L・フェルナンデス(札幌)

 

北海道コンサドーレ札幌 3-4-2-1

-------------11A・ロペス--------------

-----18チャナティップ--------9鈴木-------

----------8深井---27荒野-----------

--4菅------------------7L・フェルナンデス-

------5福森---10宮澤---3進藤-------

--------------25ソンユン---------------

46分 27荒野OUT → 20キム ミンテIN

55分 18チャナティップOUT → 7ジェイIN

60分 8深井OUT → 23中野IN

 

川崎フロンターレ 4-3-2-1

------------11小林---------------

--8阿部-----28脇坂----41家長----

---------10大島--25田中-----------

--7車屋---5谷口--34山村--6守田--

-------------1成龍---------------

59分 28脇坂OUT → 20知念IN

85分 8阿部OUT → 33旗手IN

90+1分 11小林OUT → 9L ダミアンĪN

 

 

最後の試合、札幌まで遠征されたフロサポの皆さん、お疲れ様でした。札幌でも、大きな札幌ドームの一角にしっかりと蒼黒の一団を確認することができましたから、フロサポの存在感は十分に示されたと思います。明日、もう一本、更新しますので、今日は、サラッと書きます。

 

試合展開

開始早々、今シーズンなかなか見ることができていなかった細かいパス回しを右サイドで見せてくれました。相手が立ち上がりでまだ試合に入れていなかった隙はあったのかもしれませんが、ヒデ、泰斗、 碧の3人でポンポンポンと次々と相手をはがしていき、最後は、泰斗が右サイドから中央の悠に入れて、大事な先制点をアッと言う間に奪ってしまいます(0-1)。

 

出鼻をくじかれた格好となったホーム札幌でしたが、次の得点をを記録したのもまた川崎でした。13分、左サイドで阿部ちゃんが倒されてFKを得ます。キッカーは、泰斗。見ていたほとんどの者は、ファー側の誰かに合わせるクロスを上げるのだろうと予想していたと思いますが、泰斗は、多分、蹴る瞬間に判断を変えて、直接ゴールを狙った、コントロールショットを放ちます。これが見事に決まって追加点(0-2)。

 

前半のこの時間帯、その後も川崎が攻勢を続けます。アキが右サイドに抜けてシュートを放った場面もありました。残念ながら相手GKソンユンに阻まれてしまいますが。

 

しかし、徐々に札幌がボールを持つようになると、34分、中央付近から、チャナティップが右のファーサイドにクロスを入れると、宮澤が頭で落とし、そこをL・フェルナンデスにボレーを打たれて決められてしまいます(1-2)。その後も前半終了間際に、ポストに救われたシーンもありました。

 

後半に入ってからは、川崎のチャンスもありましたが、札幌の攻勢に押されて、しのぎ続けたという印象です。A・ロペスとソンリョンとの1対1の場面も作られて、ソンリョンが右足で防いだシーンもありました。

 

途中交代で入った知念や悠らが3点目を狙いに行っていたのも感じましたが、チャンスがあった場面で決めきれず、ボール支配は札幌に移行し、苦しい時間帯が続きました。

 

また、終盤には、今季特別指定で来季加入の旗手がJ1デビューを飾ります。この試合でプロのピッチに立ち、その雰囲気を感じられたことが、来季に活かされればと願います。

 

最後まで苦しみましたが、その後も札幌のゴールを許さず、しっかりと勝ち切って、今シーズンの終えることができました。

 

残念ながら、同時刻で行われていた名古屋対鹿島戦は鹿島が勝利したため、今季の順位はそのまま変わらず、4位で終えることとなりました。もっとも、5位セレッソ大阪もしっかり勝っていたので、引き分け以下であれば、5位に転落しているところでしたので、しっかり4位死守できたのは、大きかったと思います。

 

雑感

札幌は、ミシャが監督になって強くなったと実感しました。ボールが持てない。この試合も立ち上がりの隙を突いた悠のゴールと泰斗のゴラッソがなければ、押し込まれて負けていたのではないかと思います。少なくとも、圧倒的に強い川崎を見せつけた、という試合ではなかったですから。

 

試合ではないですが、DAZNを通じて、札幌の最終セレモニー見ました。野々村社長中心にいいクラブだと感じました。ユース以下、最終戦で全員、ピッチに上がるのですね。すごくいい試みだと思います。未来のコンサドーレを担う選手らはモチベーションが上がることでしょう。また、ミシャのサッカーは浸透に時間がかかるところですが、ミシャ自身が3年目の躍進を宣言していたので、来季は、怖い存在になりそうです。

 

今節は、なんとか勝ち切ることができましたが、ルヴァン杯の死闘からしても札幌が何かしらがタイトルを獲るのは、遠くないと感じました。もちろん、フロサポとしては、川崎が全力で阻止というか、自らが獲ってほしいので、簡単に認めるわけにはいきませんが。

 

勝ったから書いていると言われるかもしれませんが、今季は、ルヴァン杯の決勝を筆頭に札幌といい試合ができました。来季もまたバチバチの真剣勝負をお願いします。

 

今後の話

今シーズン、4冠を取得を掲げて臨んだシーズンでしたが、ACLはグループリーグも突破できず、天皇杯は神戸に敗れ、リーグ戦も前々節に3連覇の夢が経たれてしまいました。ただ、ルヴァン杯は、この試合と同じ札幌相手に死闘を繰り広げ、5度目の正直で1冠を獲得しシーズンを終えることができました。全体的な話は、別の機会に譲りますが、リーグ4位を死守して終えたというところは、一定の評価があっていいと思います。

 

ただ、選手の補強や契約という面、また気持ちの切替えや準備の面で、非常に難しい状況になったと心配しています。ご存知だとは、川崎より上位3クラブのうち、鹿島はまだ天皇杯に勝ち残っているので、仮に鹿島が優勝すれば、ACLへの出場権をプレーオフから得ることになります。

 

逆に鹿島が天皇杯を優勝できなければ、ACLはありません。ルヴァン杯もグループステージから戦うことになります。記憶が正しければ、今のシステムになってからグループステージを戦うのは、初かと思います。

 

ACLに出るか出られないかでA契約できる選手数に差があったと思うのですが、そんな選手の契約にかかわる大事な条件が、鹿島が勝ち上がると来年の元日まで決まらないことになります。

 

そして、仮に鹿島が優勝すれば、昨年戦ったゼロックス杯よりもさらに前にACLのプレーオフを戦うことになります。正確な日程は把握していませんが、例年1月末から2月の上旬だったと思います。

 

そうすると、元日にACLの出場が決まり、いつもならキャンプに入っている真っ最中くらいでプレーオフを戦うなんてことになります。まったく準備の時間がないですね。あらかじめプレーオフ賛成が決まっているFC東京と比べてみても気持ちの準備が心配です。すべては、この順位で終えるからこうなるのであって、ここでモヤモヤしたくなければ、しっかり3位以上に入れば良かっただけのことです。仕方ありません。

 

ただ、ここまで、川崎はACLを捨てただのやる気がないだの散々な言われて方をしてきて、監督も選手もサポも悔しい思いしかしてきていない大会なので、この悔しさは、ACLの舞台において、しっかりリベンジしたいという気持ちが強いです。

 

一方で、仮にACLへの出場が絶たれても、この試合に出た旗手をはじめ、三苫やイサカら若手も入ってきますから、彼らの成長の場として、ルヴァン杯のグループステージを活用し、将来の種を撒く方に気持ちを切り替えて、彼らの成長を見守ることも楽しみだったりします。

 

いずれにしてもサッカーの神様がどう判断されるかわかりませんが、その判断が下されるまで引き続きモヤモヤし続けることになりそうです。

 

最後に

横浜F・マリノス、優勝おめでとうございます。素人の僕が言うのもなんですが、横浜のアタッキングフットボールが根付くまで時間が必要だと思っていました。今季も昨季同様、もう少し苦しむだろうと。川崎は、風間監督になって、勝ち点的に芽が出たのは、5年目でしたからね。それが、2年目の後半になってグッと伸びたような印象です。

 

来季、他クラブも研究してくるでしょうから連覇は簡単ではないと思いますし、何より、フロサポとしては、川崎の逆襲がさく裂してくれるはずだと信じています。いずれにして、今季は、おめでとうございました。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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