2020 J1第3節 東京vs川崎 レビュー 最初で最後にしたいリモート多摩川クラシコ | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

こんばんは。前節の鹿島戦の後半は微妙でしたし、この試合は、勢いのある東京が相手。しかも中断が長かったとは言え、夏場の中3日での試合で、どうなるのかなと恐る恐る試合を見始めたところでしたが、結果は、最高でした。

 

7/8(水)19:30  J1 第3節 東京 0 – 4 川崎 味の素スタジアム

得点:17’大島(川崎)、23’L ダミアン(川崎)、28’長谷川(川崎)、45’長谷川(川崎)

 

 

FC東京 4-2-3-1

-----------9D・オリヴェイラ-----------

--20レアンドロ---31安部-----10東----

-------45A・シルバ--8高萩---------

--6小川--3森重--4渡辺--37中村--

-------------33林--------------

41分 8高萩OUT → 15アダイウトンIN

46分 10東OUT → 38紺野IN

46分 37中村OUT → 2室屋IN

61分 31安部OUT → 18橋本IN

79分 9D オリヴェイラOUT → 27田川IN

 

 

川崎フロンターレ 4-3-3

--16長谷川---9Lダミアン-----41家長--

---- ----10大島----8脇坂--------

-------------25田中-------------

--2登里--5谷口-4ジェジエウ--13山根--

--------------1成龍--------------

60分 41家長OUT → 30旗手IN

60分 8脇坂OUT → 22下田IN

69分 16長谷川OUT → 19齋藤ĪN

69分 10大島OUT → 6守田ĪN

84分 9L ダミアンOUT → 20宮代IN

 

FC東京というクラブ

川崎フロンターレにとって、リーグ戦のシーズン34試合、どの試合も大切なのは間違いないのですが、対戦相手として、最も熱が入り、最も負けたくない相手は、多摩川を挟んだ川向こうのFC東京ですね。

 

僕は、フロサポとしては、10年目になりますが、そのずっと以前の旧JFL時代からしのぎを削り、競い合い、互いを高めてきた正にライバルクラブと言えるのは、FC東京です。

 

成績で言っても、川崎は、17、18シーズンは優勝できましたが、昨シーズンは、FC東京の方が4位川崎を上回る2位でしたので、この上位クラブをしっかり叩いて行かなければ、今季も優勝を狙うことが厳しくなります。

 

本来は、最高に盛り上がる相手であるので、無観客で試合を行うなんてもったいないことこの上ないのですが、事情が事情なので、仕方ない。けれども、やっぱり、もったいないので、これで最後になってほしいと願うばかりです。

 

入場時に多摩川クラシコのテーマは流れていましたが、その中にで、フロサポは、市民の歌、東京は、ユルネバの大合唱がないというのは、寂しいものです。

 

試合展開

そんな力が入る相手ですが、試合は、最高でした。今季、4-3-3のフォーメーションに取り組んでいて、前節の鹿島戦でもまだ、もどかしいところがあったのですが、この試合は、狙い通りに試合が進められた感じでした。

 

まずは、昨年より、一列前のシャドーにポジションを取っている僚太が、17分にダミアンのポストプレーを受けて、ミドルを放っての先制。

 

川崎は、ボールは持てども、ここまで膠着状態で、どちらが先制するかというところだったので、いい時間帯で先制でき、僕は、肩の力が抜けました。

 

ここからは、ゴールラッシュ。昨年、固定化が図れなかった右SBでしたが、今季は、視来が加入してくれたことで、そのピースがハマりました。23分、その視来がエグって、ダミアンの技ありヒールで追加点。

 

さらには、28分、アキのクロスをダミアンが落として、竜也が決める。さらに前半終了間際には、ダミアンのしっかりミートできなかったシュートのこぼれたところを再び竜也が押し込んで、ダメ押し。

 

前半だけで4点取れたので、以後、安心して見ることができました。もちろん、J2の愛媛が徳島を3-0から4点とって、ひっくり返した試合もありましたし、5人交代できる今季のレギュレーションでは、流れが変わってしまえば、何が起こるかわからない。なので、絶対はないよと自分に言い聞かせつつ、それでも平静に見ることができました。

 

この試合のMVPは?

この試合、誰が良かったって、みんな良かった。強いて言えば、僕としては、4得点すべてに絡んだダミアンの存在感が際立っていたと感じました。

 

もちろん、マルチゴールの竜也は、完全に覚醒モードに入った感じですし、視来も右SBにフィットしてきますし、ダミアンのゴールもアシストしました。

 

アキも右で存在感もあったし、僚太も先制ゴールで口火を切った。ジェジエウも強いし、ノボリも竜也と絡んでいたし、前節、苦労していた碧がこの試合ではしっかり修正できていた。彰悟も、ソンリョンも交代した選手らも・・・まあ、みんなです。

 

後半も前半と同じように得点を重ねてほしかったと言えば、そのとおりなのですが、大量得点でリードしており、ペースを落としたこともあったのでしょう。

 

それに得点こそなかったけれど、竜也の幻のハットトリックになりそうだったバー直撃弾もありましたし、途中出場の怜央の惜しいシュートもありました。学も、あの動きは、相手DFは、嫌だろうな・・・と思わせるものでした。決して、攻撃が停滞していたわけでもありませんでした。

 

FC東京目線

FC東京の立場で見れば、川崎をハメよう、罠を仕掛けようとしているのは、なんとなく感じました。ただ、FC東京側が、川崎の攻撃を強くリスペクトしてくれ、しっかり守りきろうとしてくれたおかげで、逆に、川崎の前線は、自分のペースで攻めることができたように思います。FC東京からすれば、あれよあれよという間に失点を重ね、どう修正すればいいかわからないまま前半を終えてしまったのではないでしょうか。

 

FC東京は、ところどころでボックス内に侵入してきて、こちらとしては、ヒヤッとしたシーンがなくはなかったのですが、組織的な怖さは感じられなかったです。あえて言えば、レアンドロら外国人選手の個の力で突破されるかもしれないなという怖さがあったくらいでした。

 

あとは、リモートマッチということで無観客というのが、心理的には影響したのではないでしょうか。本来のホーム味スタだったら、2失点、3失点と重ねていれば、東京サポの大声援が後押しとなって、心理的に切り替えて奮起する何かがあったかもしれません。

 

しかし、無観客では、一度、マイナスの心理に入り始めた選手の心理を覆す声援がないのは、厳しいなと感じました。見ているサポとしても、声が届かないのはもどかしいだろうなと。

 

この試合だけを見てFC東京の実力だとは思えないので、次節以降、盛り返していくだろうと思います。今季、等々力で多摩川クラシコの再戦があるときには、双方大声援の中でやりたいですね。

 

次節

次は、ネルシーニョ監督率いる難敵柏。観客も5000人上限で入る予定なので、無観客とは、状況が変わります。ただ、声援も手拍子もできず、アウェイサポもいない中なので、どういう雰囲気になるのか、想像もできません。それでも等々力は等々力なので、しっかり勝ち切ってもらいたいと思います。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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