2018年09月07日
娘のこと1【謎の体調不良=仮病?】
娘は中学2年の夏休み前あたりから、起床時に体調不良を訴えるようになった。
だいたい頭が痛いとか、気持ちが悪いとかで、熱が出るというような、客観的な症状は無い。
私は休み癖が付いたらイカンと思い、熱はないんだから行ってこい!と怒って娘を追い出していた。
そもそも誰だって、いつも元気ハツラツというわけじゃない。
私だって朝はひどい頭痛がしていたり、気分が悪いこともあるけど、インフルエンザでもない限り、休まず出勤しているのだ。
娘は甘えているに過ぎない。
そう考えていた。
夏休み中は、夜更かし朝寝坊な生活ではあったものの、特に体調が悪くなるようなことは無かった。
朝も、早い時間から友達と遊びに出掛けることもあった。
ところが二学期が始まると、また朝起きられなくなった。
本人は動けないほど体調が悪いと訴える。
でも学校を休み、昼過ぎに起きてくると、なぜ欠席したのかわからないくらい元気なのだ。
本人も、もう大丈夫、明日は行けそうと言う。
しかし翌朝になると、また同じことが繰り返される。
近所の内科に連れていくと、逆流性食道炎だろうと言われ、薬を出されたが、まったく改善されず。
無理矢理登校させても、まともに授業を受けられず、数時間後には早退。
そのたびに、迎えに来るようにと学校から職場に電話が入る。(早退する生徒は1人で帰宅させず、親に引き渡す決まりになっているため)
職場に迷惑を掛けるようになってきて、ほとほと困り果てた私は、ある晩娘に「明日は学校に行けなかったら、病院に送っていくからね」と宣言した。
仮病を疑われていることに泣いて抗議する娘。
本当に具合が悪いなら、何か原因があるはずなんだから、それを病院で証明すれば?と言うと、何も見つからなかったら、仮病ってことになっちゃうでしょ、と娘。
ほら、やっぱり仮病じゃんと思う私。
翌朝、頭が痛いと言って学校を休んだ娘を、私は病院へ引っ張って行った。
総合病院に行くと、14才はまだ小児科の管轄で、今日は小児科の診察は無いから診られないと、意味不明なことを言われた。
仕方なく昔通っていたこどもクリニックへ移動。
朝体調が悪くて学校に通うのが難しくなっていることを伝えると、そういうのに詳しい先生がいるとのことで、別のこどもクリニックを紹介された。
予約制で、しかも車で1時間半の病院だった。
予約を入れ、後日改めてその病院へ。
そこで娘に下った診断は、初めて聞く病名だった。
娘のこと2へ続く
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