カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

江津湖で春を待つ動物たち

2019-02-18 10:18:37 | 日常あれこれ
 春の足音が迫ってくると、渡り鳥たちにとっても北国への旅立ちの日が近付いてくることになる。

 江津湖には沢山の種類の水鳥がいて、どれが渡り鳥に該当するのかはよく知らない。

 先日通りかかったら沢山の種類の水鳥たちが羽を休めていた。

 

 同一種の鳥ではなくて、いろいろな種が混在している。

 ベースの鳥とキャンプの鳥というわでだが、ちゃんと仲良くして休憩中というのが面白い。

 直ぐ横の岸辺には「外来魚」を入れるための、網で仕切られた池けすがあった。

 

 ブラックバスやブルーギルなど幾つかの魚種が表記されていて、それ以外の在来種や釣り上げたあとで死んだ魚は入れないようにと注意書きがなされていた。

 バスなどを釣り上げて、格好良くキャッチアンドリリースなどと言ってはいられないのだ。

 もともと住んではいない魚だから、誰かが持ち込んだのだろう。

 暫くすると、カーン・カーンと音が聞こえてきた。

 動物園の象舎の方からで、フェンスから覗いてみると2頭の象がいる。

 

 やがてそのうちの、やや落ち着きのない子象と思われる1頭が、鼻を伸ばして天井からぶら下げられたものを揺らし始めた。

 鼻を外すとユラユラと揺れて、コンクリートの壁に当たる度にカ~ン・カ~ンと音を響かせているのだ。

 天井からぶら下げられたものは、頑丈な金属製の鎖に結わえ付けられた1メートルほどの長さの竹の筒である。

 象の芸のための設備か、子象の遊び道具なのか知らないが飽きもせず延々と同じ動作を繰り返している。

 もう1頭の象は殆ど関心が無いのか馬鹿馬鹿しいと思っているのか見向きもしない。

 本格的な春を前に、鳥も魚も動物もそれぞれの持ち分で今を生きているのだ。

 「エアコンの風に春風立ちすくむ」

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