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ルネッサンスのポルシェ935製作記-12

935のボディ修正はまだまだ続きます。本日は”クルマの顔”ともいえるフロントノーズの作り込みです。
こうして画像で見るとまだ若干左側が高いようなので、棒ヤスリでガリっと削り込みました。レジンの目詰まりの掃除は、メラミンスポンジで軽く擦るようにすると簡単です。
バンパー正面にデカールのコピーを貼ってみたところ、うーん、ちょっと不細工ですね。まずは左右のブレーキダクトの高さを揃えるところから始めましょう。
黒い瞬間パテでダクトの上半分を埋めて、ついでに真ん中のインテークの幅も少しだけ狭く直しています。
ダクトのアウトラインはモーターツールの丸ビットで描くように削って作り、奥の穴をドリルで貫通させてから、笹葉状のビットを手に握り、周囲のスロープを削ぎ落とすようにして面をつなげました。
ヘッドライトハウジング内面の細かい凹凸は、タガネの刃を立てて軽く滑らせるようにして整形。ライトの反射板はジャンクの挽きものパーツから直径の合うものが見つかってラッキーでした。
ルネッサンスのキットはバンパー最下部のスポイラーと接する段差が省略されており、これが無いと色々と辻褄が合わなくなってくるので、0.2mmの洋白板で再現します。
切り抜いた洋白板の余白部分を利用して、バキュームフォーム用の原型も作っちゃいましょう。
バンパーの垂直方向の面出しの治具にもなって、一石三鳥? 次回はリア周りです。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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