バチあたり自堕落生活

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好きなことをだらだら語ります

近くて遠い1列目

2020年07月10日 | クォン・スングァン No Reply
本当にやるの??
…と思っていたら
やっぱり中止になった公演を
無観客でやって
無料でライブ中継してくれました。

アーカイブです
多分もう数日で消えちゃうので
まずは何をおいてもご視聴してから
先をお読みください。



전지적 밴드 시점
「全知的バンド視点」という企画です。







この全知的〇〇視点というのは
韓国語独特な言い回しというか
もとは「全知的作家視点」という
文章を書く技法のことを指してますが
こんなタイトルのウェブ漫画があったり、
ちょっと似た言葉にしたアイドルの
バラエティ番組があったりします。
日本語では全く馴染まない言い方ですが
これはこれでアチラではしっくり
きてるんだそうだ…

会場である麻浦アートセンターを
管理している麻浦文化財団による
インディバンドのための企画で、
前回は5年前だったそうです。
もちろん当時は観客アリ。
今回は無観客。
おそらくハコ代(ホール使用料)だけに
優遇措置があったと見られます。(予想)
舞台スタッフはいつものパレードさんだし
人件費ほぼ所属事務所持ち。
なのでなかなか簡素な舞台でした…
素舞台にスモーク焚いてそのまんま照明…





そしていつもは使わない
バックライトのキョーレツなやつも使いました。
その場にいたら頭痛くなるやつね…
これ使うと
後ろにお高いジョーゼットカーテンとか
柄や映像を写せるホリゾント幕とか
なくてもいろいろごまかせるんですよ
でも
画面でみたらとってもキレイでした。
さすがパレードさん








配信でどんだけ収益が上がるのか
よくわからないんですが
文化財団が
インディバンドを支援するというのは
やはり麻浦区はライブハウスを
たくさん抱えているからでしょうね。



ちょうど1週間前に
イム・ホニル氏がご出演でして
これが1時間くらいで
サラッと終わるのかと思っていたら
びっちり2時間濃厚なライブでした。
このライブも良かったんです






ちなみにNoreplyのコーラスのヒョンモくんと
昨年高陽市のフェスの時、
本番中に舞台を飛んでる虫を
素手で掴もうとしたチョン・ジニさんがピアノでした。
(その逃れた虫がその後
でもNoreply の公演にはヒョンモくん
出演せず…
かけもちは厳しいとみた…


さてNoreply のライブ
우리의 여름 (僕らの夏)でございます。


セトリは
こんな時代だから…
という
スングァンくんの声が聞こえてきそうな
そんな選曲でした。




とにかく穏やかで
癒しになる曲を集めてます。

何しろバンド編成は

単独公演は2018年4月の

麻浦アートセンターでの公演に至っては
3集発売前の2016年の12月以来…。
↑これが一番信じられない






この客席の最前列の中央に自分が
いたとは…
実際に自分の座席だったところを
こうしてネットの画面を通して見ていると
なんだか
ほんとに今自分が
遠いところにいるんだなと実感。
一応この公演は誰もが방구석 1열
部屋片隅の1列目
…という座席設定なんですが
贅沢なことに
ホンモノの1列目を体験してしまったがゆえに
その方が遠い…
遠い…というか
あの頃がまるで夢だったかのような…

돌아보면 꿈인것 같아...
…というcommaの歌詞がふっと
頭に浮かんだんですが
その後実際comma 歌ってくれて
あぁ…やっぱ繋がってるわ
…と相変わらず自分の都合のよいように
解釈しました


しかし
この遠さがなんか
寂しくて…
それを振り切るために
このライブでは
コメント入れまくって
友だちと盛り上がりました
しかも
後からスングァンくんが
アーカイブに残ってた
そのコメントを見てくれてたようでした。



Naturalで始まりましたが
何が貴重って
今や露出の多いスングァンくんよりも
ウッチェくんですっ
サポートメンバーは
スングァンくんのソロの時も
同じメンバーなので
公演でもお会いできましたし
テレビとか出る時もいますからね…





昨年12月に見かけた時
やっぱり声かけておけば
良かったなぁ…
プライベートだから
そっとしといたんですが
まさかこんなに会えなくなるとは…
だから最後に話したのは10月以来か…
あの時もそうでしたが
ますます素敵になりました
今は大学院での研究生活が中心ですが
彼が博士号取らないことには
4集作業はありえないので
気長に待ちましょう。

この並びがやっぱほっとする…
でもこの公演場では
なぜか逆だったことが
二回もあるという…




お手紙、質問のコーナーは
今回私は参加せず。
「文章だったら」ファンのみんなちゃんと参加するので…


그대 걷던 길からの
Comma
Golden Age
Good-bye
この辺が私には
たまりませんでした。

Commaは歌詞の件もありましたが
久しぶりに
取り出した大切な思い出が
どわ〜っと溢れてきて
えらいことになりました。


Golden Ageは久しぶりでした。
アレンジがギターではじまるのは
2018年4月の公演のアレンジ。
以前は
あなたのGolden Ageはいつでしたか?
…というセリフがあってから
演奏が始まるのがお決まりだったんです。
ちょっと笑ってしまってたんですが
いきなりなんもなく
始まっても
いつだっけなぁ…って
考えながら聞いてしまいます。
多分誰もがそれを考えながら
聴いている…と私は信じてます
もちろん私には
週に2往復とかしていた
(もちろん彼らのために)
韓国通いの日々ですかね…

Good bye はですね…
私の中では
この曲はこの麻浦アートセンターでの
思い出があります。

今でこそスングァンくんは
以前は舞台恐怖症で…
とか
言えるようになりましたが
ほんとに
彼の舞台への恐怖心を
目の当たりにしたのがこの曲です。
最前列席から直近で
間奏中
微動だに出来ず
ギュッと目をつぶって
耐えているスングァンくんを
見てしまって
なんとも言えない気持ちに
なってしまいました。

今の彼もギュッと目をつぶってますが
これとはまた違う顔でした。



しかし本当に
歌唱力がつきましたねぇ…
Good byeとか주변인とか
曲はいいのだけど
無理した音なので
毎回心配してしまってたんですが
もう安心です。

その後
無観客状態で
끝나지 않은 노래やってしまいました
함께 해요〜❣️
でコメント付けたら
友だちと同時だったのが笑えました
そして反射的に一人で歌う自分にも…

さらに조.천.너まで
やってくれちゃいました。
この展開もう涙しかでません。
ほんとに
観客として一緒にいることが
できたあの時間が懐かしくて…

しかし너에게がテキトー



テキトーすぎてキャプるのも大変
天使の羽根パタパタもなく…
しかし
今回初めて
ほんとに初めてですよ
ウッチェくんがまともにこの曲を
歌ったんです
キーが厳しんでしょうがないんですよね
だからいつも途中から観客頼み
それと
끝나지...もそうなんですが
コーラスのメロディラインが複雑
歌えないわけではないのは知ってますが
あえて歌わなかったんですよね…
ましてヒョンモくんいたりすると
かき消されますし…

やっぱこの公演
ウッチェくんがオイシイ公演だったのでは
ないかと個人的に思います。

質問コーナーでは
小学校の時に出会い
30年近く一緒にいることに
感謝もあり、
でも大変さも匂わせ…

いや、でもほんと
スングァンくんて方は大変よ…
ウッチェくんも苦労したやろね…
スングァンくんの音楽の同伴者として
どういう役割を果たすか
しっかりわかってらっしゃるわ…
スングァンくんは今はソロもやれるけど
一人では多分デビューできなかったでしょうね…
(実際ユ・ジェハ競演会
一人で応募した時は落選してます)
Noreply はウッチェくんあっての
Noreply だなと
久しぶりの二人の姿を見て
あらためて納得しました。

さて
そんなスングァンくんは
ウッチェくんに対して
今のソロ活動させてくれる時間を
くれたことへの感謝を伝えておりました。
そして
久しぶりに歌ったNoreplyの曲について
こんないい曲たちを
歌う機会がなかったんだな…
…と…
アナタ4年前に
この舞台で
自分のソロコーナーの時に
ソロ曲について
全くおんなじこと言いましたけど…

ま、自分の曲大好きってことで
ヨシとします…

ラストは여정
これに納得するかしないかが
大きく分かれている気がします。
昔Noreply 好きだったから
今また復活した…という方々は
조.천.너で終わって欲しいみたいです。
そういうエンディングもフェスとかなら
いいんですが
個人的には
この曲で終わる方が余韻に浸れる
気がします。
最後の残響音がポイントです。

この曲のMVに出てくる景色(九州)が
雨の被害の真っ最中で
とても複雑な心境になりながらも
故郷に思いを馳せながら聴いていました。

ライブ配信…いい時代がきたといえば
そうですが…
やはり
その場所に行きたいという気持ちが
ますます募り、
もう最前列じゃなくても
最後尾、立ち見でも頑張るから
直接観たい…
終わった後も寂しさが押し寄せてきて
さらに2回も観てしまいました。

アーカイブ消えないうちに
是非ご覧くださいね…






















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