前回バルーンアートを仕事にする
厳しさをまとめた記事を投稿して
反響を得ましたニコニコ

おそらく、バルーンアートに限らず
全てのクリエイティブな仕事に
共通する内容だったのではないでしょうか。

今回は、その補足となる記事です。

これはプロになる上で覚えて欲しい!一度はかんがえて欲しい!と思うことを書きます。

相変わらず、夢を無くしたくない人は回れ右‼️

覚悟のある人だけお読みください。

ーーーーーー
■結論いえば覚悟を持って仕事にして欲しい

結局、私が言いたいのは、
厳しいからバルーンアートで
仕事すんなよって事ではなく…

こうした厳しさを乗り越えても
バルーンアートを仕事にしたいっっ‼️

って、覚悟を持って、
仕事してくれる人が増えたらいいな……

という、願いを込めております照れラブラブ

■小手先では殆ど収益にならない現実と向き合おう

今、細長い風船を使ったバルーンアートの仕事に携わる人の殆どが副業者です。

まず、土日に2万円以下のギャラでパフォーマンスの仕事を受けてくれる人は全員が副業者(セミプロ)です。

計算してみてください。
日本の休日は108日くらいです。
それ全部仕事で埋まっても216万円…
頑張っても生活厳しい…

たしかに、なんもせんと
30分のパフォーマンス頼まれて、
2万円貰えたらラッキーかもですけど、
まぁ、そんなもん
年間に何件もあるわけではないでしょう。

パフォーマンスで食べていくというのは、
それほど簡単ではありません。

そして、パフォーマンスできない皆さま、

マルシェ出店の収益では、
年間に20万そこそこ稼ぐのが関の山です。
※月一のマルシェでよく売れて2〜3万だから。

あと通販での
ツイスト作品量産はほぼ無理ですwww
精神的に辛いよ!!
デコレーターになろうね!!笑

できなくはないけど…….…
それなら企画書作って提案して仕事取る方が
圧倒的に利益率が良いと思います…
(やってみりゃわかるよ)

こうした理由で
だいたいが、サラリーマンか、自営業か、
お金がなくて平日にバイトしてるか、

しかし、そのレベルでできることは
競争相手も多く、
ボランティアでもできること。

働き手のニーズに対して、
市場が飽和してるんです。

そこを乗り越えなければ、
食っていける仕事は
今はほとんどないです

※逆に市場に対しては、
働き手が枯渇しています 笑

ちょっとしたお小遣い稼ぎや
なんかのアピールにはちょうど良いよ!

そして、単価下げて先人から
仕事奪った結果がコレです。
※あえていいませんw

まぁ、ボランティアでもできることをして
単価下げられて怒るくらいなら、
誰にもでけへんくらいの
レベルになったらんかい。

ってのが、私の意見ですが。

結論、
ちょっとしたお小遣い稼ぎなら可能ですが
ちゃんとした副業にするなら無謀。

それなら、もっと他に
いいお仕事がありますよ??

なので、風船好きじゃないのに
いい金稼ぎだと思った人は回れ右です。


■本気でちゃんと仕事にしたい人が向き合うべきこと。それは風船ではなく自分。


さて、ここからは本気の人向け。

ちゃんと仕事として食っていくためには、
好きなことを仕事にするためには、

その壁を乗り越えて
の嫌なことや辛いことを
乗り越えなければなりません。

その1つの大きな壁が、

自分で自分を売る ということ。

これが、激ムズです。

最初から簡単にこれができる人は、
あまりプライドのない人なので、
なんかのパクリか、
そこそこ止まりです。

本当に難しい、ですが、

これからの時代は、
クリエイターも、
自分で自分のプロデュースやマーケティングをしていかないといけない時代。

そうしなければ、

見せ方とお付き合いの上手い素人に市場を荒らされ、偽物が広まり、やがて飽きられて本物には光が当たらないまま、本当に腕のある職人は時代に埋もれていく。

どんな業界もあることですが悲しいことだなぁと思います。

上手くなりさえすれば、自分のこだわりに、いつか誰かが気付いて売ってくれる。

みたいな気持ちでいると必ず取り残されます。

そんなことは、
これからの時代、絶対ない。

しかし、殆どの良いクリエイターが、
プライドを捨てきれずにこれで消えていく。

気づいてもらえたとしても搾取されていく。

もったいない。

これからバルーンアーティストを目指す人には、
是非そうならないで欲しい。

好きなことだけしてればいいという
甘い気持ちを捨てて
飛び込んできて欲しいと思ってます。


■間違った宣伝の例

え、SNSに投稿してる??

いやいや、そんなもの日本の何パーセントの人が
見てると思っているのさ??

例えば、Facebookのアクティブユーザーは、登録者数のたった約17%(2018年)

その中のいったい何人がバルーンアートに興味あるんだよ…

結局、同じような最初から興味のある人と繋がるだけだから、既存のコアユーザーにしか広まらないから同じ市場を奪い合うだけ

そこで優越感に浸っていったいなんになるのか。

もっと、外の世界に発信しなければ。


え、YouTubeに作り方動画あげてる??

いやいや、
それで一体いくつの仕事が来るんだ…

適当にやる素人さん増えて仕事が減るデメリットの方が圧倒的に多いでしょ‼️

そもそも、作品を前に立てたら
自分の名前なんか覚えて貰えないですよ。

一般の人に、
「誰のYouTube動画みて練習しましたか?」

って、質問したら、

「んー、、よく覚えてないけど、
確かに、メガネかけてたような……?」

あ、それ、僕です!(嘘

って言っても、多分バレません。
そんな感じです。

パフォーマーがYouTube動画作るなら
作り方じゃなくて
自分を覚えてもらえるよーに、
エンタメを配信せんかぁああい‼️‼️

そして、ちゃんとSEOとして活用しよう(ボソ
ま、手っ取り早く釣れるので便利ですよね。

やってる気になって実は全然効果がない!

というのは一番もったいないです…

■営業ってなんなの?

まぁ、ひとえには言えないし、
企業秘密なので教えるわけねーじゃんね。

ひとつヒントです。

5W2Hを
ちゃんと相手に“伝わる”ように
形にして相手に伝えようね。

そんくらいです。

でも、売れてる人は
みんなちゃんとやってますよ。

■そもそもなんでプロのバルーンアーティストになりたいの??

いや、これなんでなんでしょうね。
僕もはっきりわかりませんけど。

関わり方はいくらでもあるはずなんです。
なのに、なぜ、あえて、
プロ(仕事としてお金を頂く人)を目指すのか。

その理由、語れますか?

とにかく僕は単純です。

誰かとワクワクドキドキを共有したいんです。
そして、自分のイマジネーションを
形にするためには信用とお金が必要。

だから、プロとして活動していると思います。
それ以上でも、それ以下でもありません。

同じチャンスは二度とやってこない。

その時、そのタイミングでくる
二度とないチャンスを
確実に得るためにプロとして活動しています。

皆さんはなぜ、プロになりたかったんですか?

楽してお金をかせぎたいからですか?
プロって言えばチヤホヤされるからですか?

その行動はあなたの目指すプロとして相応しいのでしょうか。

なにかを乗り越えるために必要な覚悟は、

なぜ、バルーンアートなのか?
なぜ、プロなのか?

という目的をはっきり見据えてるからこそ
生まれてくるものなのではないかなぁと
そんな風に思います。

覚悟さえあれば、
自分のちっぽけなプライドなんて
簡単に乗り越えられるはずです。

■おわり

ってことで、補足長くなりました。

ただ好きなことだけやってりゃいーやーでなく、

ちゃんと自分で企画して提案できる
クリエイティブなプロのアーティストが産まれ、もっともっと可能性が広がるのを願ってます。

そんだけの覚悟がある方には
惜しみなく自分の知識や技術を与えたい。

(努力せずあっちこっちで
つまみ食いするような人には
なにも教えたくないですね………)

最近、バルーンアートを仕事にされてる方は、
「ちょっとした副収入に〜♪」
って人が、多いのではないでしょうか。

けど、その意識の低さが、作品に影響して、
世の中のバルーンアートのイメージを下げることに大きく貢献している場合もあります。

ですから、
個人的には、もっとちゃんとできる
プロの方が増えて欲しいと思っています口笛

ですから、
これを読んでも風船を仕事にしてみたい!
という人がいたら、
応援しますのでご連絡くださいねー笑笑

ということで、風船使いたけむぅーでした🎈