後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

初冬の花、ツワブキの花と緑の葉の美しさ

2019年12月04日 | 日記・エッセイ・コラム
毎年、初冬になると黄色いツワブキの花が咲く。花も可憐で美しいが分厚い緑の葉がつやつやして魅了されるのです。私の大好きな花なので毎年写真を撮っています。
今年は庭のツワブキが咲かなかったので近所で咲いている花の写真を撮ってきました。その2枚の写真をお送りいたします。



考えてみると過去にも何回も写真を撮り写真をブログに掲載してきました。
そこでGoogleで「後藤和弘のブログ、ツワブキの花の写真」を検索してみたらツワブキの花の写真が出てきました。その過去に撮った3枚の写真をお送りいたします。





3番目の写真は特につやのある大きな葉を撮ったつもりです。葉の厚さと緑が素晴らしく感じます。
花は毎年秋から冬にかけて黄色い花が咲きます。
そのため「石蕗の花(つわのはな)」は、日本では初冬の季語となっています。
ツワブキは福島県から、日本海側では石川県から西の地域と四国や九州に分布しています。
海辺に多く自生し低地から山地の日陰などにも咲いています。
冬にも緑の葉が茂り何年も枯れずによく生き残れる常緑多年草です。
ツワブキは同じキク科のフキと よく似ていますが、フキは秋になると葉が落ちる夏緑性の草であり常に緑の葉をつけているツワブキとは別属の植物です。

またツワブキは地方によっては食用になっています。
鹿児島県や沖縄県を中心に西日本の一部地域ではフキと同じように葉柄を食用としています。
ツワブキうは毒のピロリジジンアルカロイドを含むため、軽くゆがいて皮を剥き酢を少量加えた湯で煮直し1日以上水に晒すなどの灰汁抜きが必要です。
鹿児島県などでは灰汁抜きしたものが市場で売られているそうです。
三重県南伊勢町や高知県土佐清水市などでは木枠にツワブキの葉を敷いて押し寿司である「つわ寿司」が作られているそうです。葉そのものは食べません。
詳しくは、https://ja.wikipedia.org/wiki/ツワブキ をご覧下さい。

それにしてもツワブキの花や葉が美しいです。美しいだけでなく地方の特色ある食文化に使用されているのです。


それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

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