後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

カトリックの本山のサン・ピエトロ大聖堂の写真

2019年07月14日 | 日記・エッセイ・コラム
サン・ピエトロ大聖堂は世界の13億人のカトリック信者の本山です。
創建は4世紀で現在の聖堂は2代目にあたり、1626年に完成したものです。
教会堂の前には長径200m短径165mのサン・ピエトロ広場があります。
北側にはバチカン宮殿、南に教皇謁見所と宝物館が隣接しています。
ルネサンス時代、バロック時代を通じ、ローマ教皇にふさわしい巨大教会堂として再建され、当時の第一級の芸術家たちがその造営に携わりました。その内部装飾の豪華さを含め聖堂の中の聖堂と呼ぶにふさわしい美しい建物です。
初代のサン・ピエトロ大聖堂はローマ帝国の皇帝として初めてキリスト教を公認し、自らも帰依したコンスタンティヌス1世の指示で建設されたものです。
コンスタンティヌス1世はローマ帝国の皇帝として306年から337年まで在位しました。
詳しくは、https://ja.wikipedia.org/wiki/サン・ピエトロ大聖堂 をご覧下さい。

1番目の写真はサン・ピエトロ大聖堂です。

2番目の写真はサン・ピエトロ広場です。

3番目の写真の左奥はローマ教皇庁の建物です。
世界のカトリック信者の総数は前述の通り2016年には12憶9900万人です。アジアでカトリックの多い国はフィリピンです。
ヨーロッパでカトリック信徒の多い国はフランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、オーストリア、チェコ、ハンガリー、アイルランド、リトアニア、ポーランドなどです。
さてカトリック信者として私はサン・ピエトロ大聖堂をどのように感じているか書いて置きたいと思います。
私はヨハネ・パウロ2世や現在のフランシスコ法王には親近感を強く感じています。心から愛しています。
しかしサン・ピエトロ大聖堂には酷く違和感を感じています。立派過ぎるのです。ローマ帝国の威信と絶大な権力を誇示しているので好きになれません。
サン・ピエトロ聖堂がパリのノートルダム教会位の大きさだったら好きになれたと何時も考えています。
いっそ長崎の大浦天主堂のようだったら良かったと思っています。
イエスさまもローマ教皇の建物群は華美過ぎてキリスト教にはふさわしくないとお思いだと信じています。
しかしその一方、ローマ教皇にはいろいろな絆があります。例えば私共が洗礼を受けたカトリック立川教会の門には「ピオ12世教皇守護教会」という大きな看板が掲げてありました。主任司祭の塚本金明神父さまが教会が完成した時に教会をピオ12世教皇へ捧げ守護神になって貰ったのです。
塚本金明神父さまは若い時ヴァチカンの学校へ留学したようでヴァチカンとご縁が強かったのです。
神父さまは1970年頃、ヴァチカンから美術品を借り出して銀座のデパートで「ヴァチカン秘宝展」を開催したこともありました。
今年の11月にはフランシスコ法王が日本をご訪問されます。心から歓迎しています。長崎での大規模なミサを期待しています。
今日は日曜日なので宗教に関する記事を書きました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)

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