今日は朝からどんよりとした曇り空の長野です。気温は、室内で22度程度です。この連休は、雨模様になりそうです。
昨日(20日)は、長野市篠ノ井地区にある「金峯山 龍福院 長谷寺」に行って来ました。婆さんは「行かない!」と素っ気無い返事でした。
このお寺、ネットの情報で「600年代に開基された古刹で、奈良・鎌倉と並び「日本三所長谷観音」と称される」ということを知ったからです。車で30分程の所に、こんなお寺があるとは知りませんでした。鎌倉の長谷観音は、横浜に住んでいた頃に訪れたことがあります。
秋らしい雲が浮かぶ青空の下、気分良く車を走らせてきました。
「信州さらしな長谷観音」長谷寺は、山の中腹にあるお寺ですので、石段を上る覚悟(?)が必要です。途中までは車で上がることは出来ますが。
私は車を置いてから、仁王門まで下りました。
参道には彼岸花が咲き始めていました。後で聞いたのですが4~5日後には、多くの彼岸花が咲くとのことでした。
仁王門をくぐった先にある十王堂から、鐘楼門までの石段が始まります。数えたら227段でした。(お寺のHPでは、250段)
途中には「霊場お砂踏み場」があります。案内板には「日本各地の霊場巡りをしたのと同じご利益があります。」と書いてありましたので、私はしっかりと「お砂踏み」をしてきました。日頃から「手軽に効果がある方法」ばかり考えているものですから。
更に石段を上ると鐘楼門です。なかなか立派な形の良い門で、築250年なのだそうです。
門をはいると芝生の広場があり、正面の石垣の上に築300年の観音堂が建っています。ここにはご本尊の「十一面観世音菩薩(木造・秘仏・平安時代)」が安置されています。人肌の温もりが感じられることから、「人肌観音」とも言われているようです。
観音堂に上がってみました。
観音堂からは、気持ちの良い風景を見ることが出来ます。これも、頑張って石段を上ったことへの、観音様の「ご褒美」ということでしょう。
お堂の横の掲示板には、今月の言葉が掲示されていました。心に沁みる良い言葉です。
お堂の左横には、「長谷神社上社」があります。石段を上ります。
観音堂まで下りると、一杯の「萩の花」を見ることが出来ます。秋ですね~~。
広場の横には池が作られていて、モミジや大きな枝垂桜があります。特に桜の時期には見応えのある景色を楽しむことが出来そうです。
本堂は、鐘楼門の右横に在ります。大日如来がご本尊です。善光寺平も良く見えました。
ここで帰ろうと思ったのですが、イベントの準備をしていた方から「観音堂の上に不動堂も在る」と教えていただいたので行って来ました。観音堂の横から山道を登ることになるのですが。その先にはたくさんの石仏が置かれているのが見えました。登るのは諦めて写真だけ撮ってきました。
萩の花も奇麗でした。京都に行った時も思うのですが、紅葉や桜、いろいろな草花のあるお寺や神社の景色は、やはり絵になります。
境内でのんびり過ごしてから駐車場に向かいました。ここからも善光寺平の景色を望むことが出来ます。
思いがけずに良い情報を得て、私の知らない「信州の名所」を訪ねることが出来たドライブでした。ただ信州に住んでいるだけで無く、もう少し信州を勉強しなければと反省もした1日でした。
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