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爺ちゃんの「ずくだせ散歩」!

長野:アサギマダラに会いに行く!

 今日(26日)も、朝から秋晴れの良い天気です。婆さんは、午前中から出かけてしまいました。

 家にいるのがもったいないような天気ですので、お昼を食べてから散歩に出かけてきました。歩くことを目的にしたいつもの長野駅一周コースです。

 歩数計は、11、229歩、気持ち良く歩いてきました。

 昨日は、長野市西南の山間地、七二会塩地区にある「塩フジバカマ園」に行って来ました。新聞情報で、「アサギマダラ」が飛来していると知ったからです。婆さんは「一人で行って来な!」とのことでした。

 車で30分くらいで行くことが出来るのですが、この地区には行ったことがありません。

 ここのフジバカマ園は、同地区に耕作をやめた畑を所有する住民の方が、2011年、フジバカマの苗50株を植えたところ、花が咲いた秋に多くのアサギマダラが飛来したのだそうです。今では地区の住民の方が組合を作って手入れをしています。

 アサギマダラは「渡りをする蝶」として有名になりました。春から夏にかけては本州等の涼しい高原地帯を繁殖地とし、秋になり気温が低下すると適温の生活地を求めて南方へ移動を開始、九州や沖縄、さらに八重山諸島にまで海を越えて飛んでいきます。台湾まで飛んだ個体も確認されていますが、これなど2、100キロも飛翔したことになります。

 そのアサギマダラのお気に入りがフジバカマなんですね。昨日は、まだ群れるほどの数は見られませんでしたが、近くの七二会小学校の生徒さんや写真を撮る人達が訪れていました。

 フジバカマ園は山間地にありますので、アサギマダラを追いかけて行くには、斜面を上り下りするので結構な運動量になります。夢中で追いかけたので良い汗を掻きました。(写真を撮り過ぎて整理が出来ず、多くの写真をアップしてしまいました)

優雅な蝶の姿を眺めていると、気持ちが穏やかになります。「こんな小さな蝶が、何で2,000キロも飛ぶ必要があるのか」と生命の不思議さを感じると共に、そこに秘めている強烈なパワーにも驚いた1日でした。



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