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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,東京都の小池都知事がセグウェイの公道走行について道交法改正を政府に提案したというものがあったので,取り上げてみました。

 小池都知事がこの提案をしたのは,都内で開かれた政府の東京圏国家戦略特別区域会議です。
 この場で,セグウェイなどの立ちのり式電動二輪車などの搭乗型移動支援ロボットについて,道路交通法で禁止されている公道走行を可能にするように述べたということでした。
 ここで,小池都知事が具体的な用途として挙げたのは,ガス検査の作業員やイベント会場での警備員がセグウェイに乗って巡回する状況だったということでした。
 セグウェイでの公道走行の実証実験は既に行われていて,とは安全性が確保されたと主張しており,小池都知事は規制緩和によって街の安全確保や様々な移動が円滑に行われることにつながると話したということでした。
 政府も前向きに受け止めており,今後関係省庁と検討を進めるということです。

 セグウェイは,登場時こそ大いに話題になったものの,今はあまり聞かなくなったと思いました。
 その最たる理由は,道交法の関係で,公道で乗れないことから,乗るシチュエーションが多くないことが挙げられると思います。
 ちょっとした移動には便利そうですし,自転車と違って場所も取らないようにも思えるので,充電の問題はあるものの,気になる存在ではありました。
 もしも公道で乗れるようになるならば,種類や性能次第では試してみたいという興味はあります。

 ただ,一方で,これまで公道で認められなかったのは,安全性の問題が大きくあると思います。
 安全性といえば,セグウェイ自体の運転技術の問題や,故障等によって操作が効かなくなってしまった時にどのように対処すればいいのか,生身であるため事故が発生した時にダメージが大きすぎることも問題であると思います。
 そして,何より,現在自転車は公道を走行しなければなりませんが,そのスペースが満足にとれずに,事実上歩道を走行する自転車がこれだけ多い中,セグウェイが公道を走行できるというのは現実的なのでしょうか。
 セグウェイのスピードはわかりませんが,自動車との比較でいけば圧倒的に速度差があり,渋滞の原因になったり,そもそも危険であるというようにも思えます。
 自転車専用道路が出来ていれば,そこをセグウェイも走らせようと考えることもできようものですが,狭い日本でそのスペースを確保することは事実上不可能ですから,その問題点に目を瞑ったままでセグウェイ公道走行というのはやはり不安があります。
 また,自動車の視点から見れば,邪魔でしかない存在だろうなとも思います。

 私の予想では,仮に認めるとしたら,セグウェイの公道走行の許可条件として免許制度が設けられるように思います。
 また,セグウェイによる歩道走行の許される場合など,場合分けがなされた上で規定が設けられたりするようにも思います。
 もしも私の予想通り,免許制度が設けられたら,それでもセグウェイに乗りたいと思うかどうかは,免許取得の難易度次第でしょうか。
 免許制の場合,何となく原付免許があれば乗れそうな制度になる気がしますが,操作方法だけでなく,緊急時の対処方法も全く違うように思われ,同じにするのは危険なようにも思えます。
 ただ,他の免許と別カテゴリーの免許となれば,そのためにいちいち免許を取りに行き,かつ定期的に更新することは馬鹿馬鹿しいと思われてしまうように思われ,どうなるものなのかなと思っています。


 今日の阪神ですが,途中までは競った展開だったものの,6回に5−1まで突き放されてから,阪神の得点力では追いつくことが出来ませんでした。

 先発秋山さんは,今季初先発でしたが,5回までは守備の乱れのせいもあって2失点とまずまずの投球だったものの,6回のピンチに失投でホームランを食らって沈んでしまいました。
 今季初勝利を勝ち取ってもらいたかったですが,正直言って2軍戦でもほどほどに打たれていたので,このホームランは想定の範疇だったというべきでしょうか。
 ただ,スリーランだったのが厳しく,結果大きく点差が開いてしまいました。
 秋山さんは悪い投手ではないのですが,現時点での出来を考えるとローテーション投手というには物足りないように思われ,阪神としては6人目の先発投手が出てきてもらいたいという状況でしょうか。

 今日の敗戦は,秋山さんの出来というよりは,打つべき時に打てたチームが勝ったというべき試合だったと思います。
 横浜さんは,チャンスにホームランと,まさに絶好機を生かして勝利を勝ち取りました。
 しかし,阪神は,大山さん,近本さんという若手選手がホームランを打っていたのですから,他の選手も奮起すべきところを,チャンスで案の定凡退をするということで,結局この差が勝敗を分けたのだろうと思います。
 全てのチャンスをものにしろというつもりはないのですが,それにしても昨日から見ていてこれだけチャンスで打てないのはさすがに困ったものです。

 こうして横浜さんとの3連戦を振り返ると,1戦目を勝ちはしたものの,かなり厳しい展開から相手のミスで大逆転だったということで,相手のミスがなければ実質的に3連敗していたという展開だったと思います。
 これを力の差というべきかどうかは別として,少なくとも打てなくて守れないという厳しい状況であることは再確認できたと思います。
 そして,今の阪神を見ていて,去年課題と思っていたことを今季もそのまま繰り返しており,やはり克服はできていないのだと残念に思いました。
 オープン戦で阪神を牽引した木浪さんは,今や試合にも出場しない状況であり,こうなると阪神としては去年と同じような状況で何とか最少失点でやりくりしなければならないということなのでしょう。
 にもかかわらず,今季は投手陣が大量失点する場面が多く,このままではどう勝っていけるのか見通しが立ちづらいといわざるを得ません。

 打開できる要素があるとすると,まだ見ていないマルテさんの出来でしょうか。
 ナバーロさんは悪くないと思っていたのですが,最近は低めの落ちる球を見極めることが出来なくなっているように思われ,少なくとも外国人助っ人に期待した働きを出来ているとはいいがたいと思います。
 そうなると,マルテさんが復活したら,まずは試してみて,どこまでできるのか,阪神打線の停滞した雰囲気に染まらないで済むのかを見てみたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:56

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