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2020.06.15 Monday
 こんばんは。


 先日のニュースでは、家裁の期日の半数が未定だというものがあったので、取り上げてみました。

 新型コロナ騒動による緊急事態宣言が発令されてから、裁判期日が次々と延期になっていきましたが、その後家裁の期日調整が遅れているということです。
 当事者団体が調査したところでは、6月上旬段階で、次回期日が未定と回答をされた割合が半数近くであるということでした。
 特に大都市圏の家裁で期日の調整が始まっていないケースが目立っているということです。
 東京家裁によれば、6月1日から期日調整を開始しており、徐々に予定が入ると見込んでいるということでした。

 この記事のアンケートが6月5〜9日に実施されたということですが、その時期は私も民事家事問わず半数くらいが次回期日が決まっていなかったように思います。
 ですが、先週の終わりの段階では大半の期日が決まり、現時点で2つの事件で期日が決まっていないという状況です。
 当事者サイドとしては止まっていた手続を進めてほしいという思いはありますが、一方で裁判所は現在期日調整で大変な思いをしているのでしょうから、これを急かすような話はしづらいと思っています。
 どこかからのお触れでは、先週までは極力裁判所への連絡はファックスにしてほしい、電話は控えてほしいというものもあったような記憶で、そのくらい裁判所も大変な思いをしていたのだろうと思います。

 ですから、裁判所を責めるつもりはありませんが、とはいえ裁判所の機能が大きく停滞したことで世の中の問題解決もその分ずれ込んでしまったということも否めないと思います。
 例えば、親と子供の面会交流など、ただでさえ対立している両親のあるところで難しいだけでなく、コロナ感染リスクの問題もあるということになればなおさら大変なものであり、その方法について話し合うにはやはりこういう時こそ調停が必要なのではと思ったこともありました。
 そのように、早急な裁判所の機能復帰が望まれるところではありますが、かといってコロナ感染リスクの下では性急に進めるわけにもいかず、裁判所は本当に苦労していることでしょう。

 また、調停期日をあらためて調整するにしても、コロナ感染リスクとの問題は切り離せません。
 例えば、調停待合室で互いの距離を離すにしても、待合室のキャパの問題もありますから、場合によっては一日に入れられる調停期日を減らすかもしれません。そうすると、ただでさえ停滞している調停期日が入りにくくなるかもしれません。
 また、調停室における当事者と調停員との距離についても、比較的密接しているように思われることから、これについても見直さねばならないかもしれません。
 このように一つ一つ考えていくと、緊急事態宣言が解除されたところですぐに前と同じ数の調停期日を入れて、前と同じように実施できるのかといえば、それは難しいといわざるを得ないのだろうと思います。

 家事ではない事件で裁判所に行った際にも、裁判所ではかなり感染リスクに配慮した態勢をとっていることがうかがわれ、緊急事態宣言下でもいろいろと悩んでいたのだろうなと思っています。

 個人的には、早々に前と同じような体制に復旧してもらいたいと願ってやまないわけですが、こればかりは様子を見ながら進めるしかないのでしょう。
 特に、東京の数値を見る限り、局所的な増加要因があるとはいえ、相応の感染者数を出しているところを見るに、潜在的な市中感染リスクは未だ存在しているといわざるを得ませんから、これについては警戒してもしすぎるということはないのでしょう。


 プロ野球開幕間近にもかかわらず、阪神のローテーションがまだ完全に固まっていない中、ガンケルさんについて17日の2軍練習試合でテストをするという記事がありました。
 前回の登板は、4回8失点ということで、流れが持って行かれてしまったにしても酷い内容だったといわざるを得ず、あれはかなりガンケルさんのイメージに影響してしまっていると思います。
 17日の登板では5〜6イニング投げるそうなので、そこでなんとか結果を出してもらって、当初予定されていたローテ5番目の枠を勝ち取ってもらいたいところです。

 ドラフト3位の及川さんですが、2軍戦で2イニングを投げて1安打1失点とまずまずの成績でした。
 注目すべきは伸びのある直球で、152キロ出ていましたが、あれはなかなか打てないといういいものがあったと思います。
 一方、変化球の制球に苦しみ、2死球を出してしまい、球数も2イニング49球となりました。
 及川さんについては、直球は素晴らしいものの、制球に苦しむという前評判通りの内容だと思っていますが、さすが素材はいいなとしみじみ思います。
 左で152キロというだけで期待が膨らみますが、こうなると制球をどうにかできるかが本当に問題だと思います。
 だとすれば、ここからはコーチの力次第だと思いますが、果たしてどうなるのかというところでしょう。中継ぎ投手の能力向上等には非常に評価が高いものの、藤浪さんについてはなかなかうまくいっていないと思われ、なんとか及川さんはうまく育成してもらいたいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20

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