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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、今年の五山の送り火が規模を縮小する予定だという記事を見たので、取り上げてみました。

 五山の送り火は、お盆に迎えた先祖の霊を送り出す伝統行事ですが、これが今年は規模を縮小する予定だということです。
 というのは、火床に点火する保存会員らの密集を避け、かつ見物客の減少を見込んで感染予防を重視しようという考えからだということです。
 大文字の火床を75カ所から6カ所に、ほかの文字も2カ所ないし1カ所に減少させる予定だということです。

 今日は東京での感染者が緊急事態宣言解除後にまた最大の数を記録しましたが、まだコロナウイルス性肺炎については収束は見込めません。
 街に人は戻りつつありますが、みなマスクをして、手の消毒もしているという状況であり、多くの人たちは感染リスクを下げる活動を継続しているように思います。
 おそらく当面は日本中でこのような動きがなされると思われますが、今回取り上げた五山の送り火の件もこの一環ということになるのでしょう。

 五山の送り火は例年多くの観光客がやってきますから、感染症対策として見所を減少させつつ、一方で先祖の霊を送り出すという行事本来のことを考えて中止はさせない方向とするという、苦渋の決断ぶりがうかがえるところです。
 ただ、記事にある火床のイメージ図を見ましたが、正直言ってこれでは五山の送り火なのかどうかは一見してわからないものだと思います。
 大文字は一応6カ所つきますが、ほかのものなど1カ所から2カ所ということですから、もはや元がなんなのかは知識のある人しかわからないのだろうなと思います。

 ですが、これを見ていて、星座のようなものではないかとも思いました。
 星座も、星の点がいくつかあるだけで、人や動物、造形物などを表現したりしていますが、子供の頃からあれをどう見ればそう見えるのか、昔の人の想像力はたいしたものだったのだろうと思ったりしたものでした。
 今回の五山の送り火も、原型は一見してわからないものの、点が一つか二つ見えることですべての形を想像して補うという意味では、まさに星座そのものだろうと思いました。
 そんな風に考えるのは今年限りなのかもしれませんが、それでも今年はこんな感染症が問題になった年ですから、ある意味記憶に残る年といえるようになるのかもしれません。


 阪神は、例年落ちた調子を取り戻す実質的ホーム球場たる横浜スタジアムで横浜さんとの3連戦をしましたが、結果は1勝2敗に終わりました。

 2戦目の勝利は、最後まで気の抜けない展開で、助っ人外国人がついに真価を発揮したという面白い試合だったと思いますが、それは裏返せばかなり厳しい戦いを強いられていたということだと思います。
 そして、3連戦のすべてでいえることは、西さん以外の投手が厳しいということだと思います。
 阪神といえば、盤石な中継ぎ陣が売りだったわけですが、その売りがなくなってしまったと思われ、そうすると貧打と薄弱な守備を補うものがなくなるわけですから、このような結果は自明といえば自明なのでしょう。

 また、やはりボーアさんは左投手には対応できていないように思われます。
 もう少し様子は見るべきかとは思っているものの、それでも左投手相手の時に大山さんを起用しないというのはあまり理由がないようにも思えます。
 とはいえ、ボーアさんだけでなく、全般的に打撃が弱く、一人が代わっただけでそこまで大きな変化があるかはなんともいえませんが。

 阪神の開幕3カード連続負け越しは22年ぶりということです。
 暗黒時代と同じような状況で、今の弱さはまさにあの時を彷彿させる懐かしさすら感じさせます。
 実質的ホーム球場たる横浜スタジアムでこの弱さでは、他球団との戦いなど目も当てられないのだろうと思うのですが、とはいえ今季はこのまま見続けるしかないですから、覚悟はしておこうと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:50

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