やまさんのエンジョイ生活 Ver.2

趣味の登山、映画鑑賞、読書を日記風に紹介してます。

book236

2023-10-01 | 読書
9月9日(土)    「パシヨン」(川越宗一著)   <禁教の世 交錯する情熱と指名>8/26 朝日新聞  『熱源』で直木賞を受賞した著者による、新たな到達点! 禁教下における“最後の日本人司祭”となった小西マンショの人生を軸に、異文化同士の出会いと摩擦、争いの中での“希望”を描いた圧巻の歴史小説。 キリシタン大名・小西行長の孫で、対馬藩主・宗義 . . . 本文を読む

book235

2023-08-12 | 読書
6月30日(金)       「「悪」と戦う」(高橋源一郎著)         高橋/源一郎 1951年、広島県生まれ。81年、『さようなら、ギャングたち』で第四回群像新人長編小説賞優秀作を受賞しデビュー。88年、『優雅で感傷的な日本野球』で第一回三島由紀夫賞、02年、『日本文学盛衰史』で第一三回伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 「悪」の手先・ . . . 本文を読む

book234

2023-06-15 | 読書
4月24日(月)   「吾妹子哀し」<わぎもこかなし>(青山光二著)      少しずつ壊れてゆく痴呆症の妻。夫の老作家を支える、かけがえのない恋慕の記憶。哀しくもときにユーモラスな介護生活に、若き日の熱烈な恋愛の記憶が輝きをもって立ち現れる-。川端康成文学賞受賞の表題作と続編を収録。  本作で第29回川端康成文学賞を受賞。当時青山は90歳。史上最高齢での受賞でした。高齢の夫と認知症で記憶を . . . 本文を読む

Book233

2023-04-17 | 読書
3月6日(月)    「シューマンの指」(奥泉光著)         シューマンの音楽は、甘美で、鮮烈で、豊かで、そして、血なまぐさい――。 シューマンに憑かれた天才美少年ピアニスト、永嶺修人。彼に焦がれる音大受験生の「わたし」。卒業式の夜、彼らが通う高校で女子生徒が殺害された。現場に居合わせた修人はその後、ピアニストとして致命的な怪我を指に負い、事件は未解決のまま30余年の年月が流れる。そ . . . 本文を読む

Book232

2023-02-25 | 読書
2月5日(日)    「われら闇より天を見る」(クリス・ウィタガー著)     「それが、ここに流れてるあたしたちの血。あたしたちは無法者なの」 アメリカ、カリフォルニア州。海沿いの町ケープ・ヘイヴン。30年前にひとりの少女命を落とした事件は、いまなお町に暗い影を落としている。自称無法者の少女ダッチェスは、30年前の事件から立ち直れずにいる母親と、まだ幼い弟とともに世の理不尽に抗いな . . . 本文を読む