*** june typhoon tokyo ***

日立製作所 vs NTT東日本 @県営大宮【日本選手権・関東代表決定戦】


 三投手の継投で零封したNTT東日本が、6大会連続15回目となる日本選手権の切符を掴む。

 埼玉県営大宮球場で行なわれた第45回社会人野球日本選手権関東最終予選の代表決定戦第2試合は、NTT東日本が佐々木(富士大)、末永(帝京大)、沼田(立正大)の投手リレーで日立製作所打線を抑え、6大会連続15回目の日本選手権出場を決めた。

 NTT東日本は2回、無死満塁のチャンスで伊藤(上武大)の内野ゴロの間に1点を先制。6回は喜納(桐蔭横浜大)のヒット、越前(立正大)の四球で一死1・2塁とすると、5回途中から登板した岡(徳山大)から伊藤が左中間を破るタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。伊藤はこの試合の全打点を記録する活躍。

 これ以上は点差を離されたくない日立製作所は、その後は樋口(日体大)、梅野(国際武道大)、知念(金沢学院大)の継投でNTT東日本の反撃を許さず、攻撃へいい流れを呼び込もうとするが、ホームが遠いまま。9回は一死から岡崎(立教大)、大塚(東海大)と連続四球で本塁打で同点という場面にもこぎつけたが、中園(専修大)が遊ゴロ併殺打に倒れてあえなくゲームセット。日立製作所はこの場面以外にも、2回に無死1・2塁から先制の好機を逃すと、3回には一死2塁から一直でランナー飛び出して併殺、4回に遊ゴロ併殺、5回には二死から2連打後にヒット性の当たりを向山(法政大)のダイビングキャッチに阻まれ、6回に二死から2本の内野安打で繋ぐも後続が倒れ、8回も無死1塁から投ゴロ併殺打と、ことごとくチャンスを活かしきれず。NTT東日本の奮投を崩せないままの零封に終わったのは残念だった。

 これで関東代表決定戦の全てが終了し、Honda(3大会連続22回目)、三菱日立パワーシステムズ(2大会連続7回目)、東京ガス(2大会ぶり10回目)、NTT東日本(6大会連続15回目)の4つの代表枠が埋まった。本戦にはそのほか、都市対抗優勝のJFE東日本(4大会ぶり10回目)、四国大会優勝の東芝(4大会連続28回目)、日立市長杯優勝の鷺宮製作所(2大会連続13回目)、ベーブルース杯優勝の日本通運(2大会ぶり21回目)、東北大会優勝の日本製鉄鹿島(4大会連続9回目)、北海道大会優勝のJX-ENEOS(4大会連続23回目)が関東からの代表として出場。10月21日(月)~11月5日(火)に京セラドーム大阪で行なわれる第45回社会人野球日本選手権大会で、ダイヤモンド旗を手中にすべく覇権を争うことになる。

◇◇◇

【第45回 日本選手権 関東最終予選 代表決定戦】

2019年9月4日(水) 13:12試合開始 15:59終了 試合時間2時間47分
県営大宮球場 入場者数 -,---人
球審 堀井 / 塁審 松川、宮田、新井 / 線審(左) (右)

日立製作所 000 000 000 0
NTT東日本 010 002 000 3

≪バッテリー≫
(日):青野、岡、樋口、梅野、知念ー中園
(N):佐々木、末永、沼田ー保坂

勝:佐々木(N)
敗:青野(日)
本塁打:

◇◇◇

【スターティングメンバー】
《日立製作所》
1(右)濱 元(神奈川大)
2(遊)野 中(国際武道大)
3(三)森 下(東海大)
4(一)田 中(水戸商)
5(指)岡 崎(立教大)
6(中)大 塚(東海大)
7(捕)中 園(専修大)
8(左)吉 田(福井工大)
9(二)國 谷(東海大)
先発P 青 野(国際武道大)


《NTT東日本》
1(二)阿 部 (東洋大)
2(中)向 山 (法政大)
3(三)下 川 (駒澤大)
4(三)喜 納 (桐蔭横浜大)
5(左)桝 澤 (亜細亜大)
6(指)越 前 (立正大)
7(右)伊 藤 (上武大)
8(捕)保 坂 (中央大)
9(遊)丸 山 (国士舘大)
先発P 佐々木 (富士大)

◇◇◇










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