ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

主治医の説明、長男のつぶやき

2024-04-24 07:45:10 | 食道がん

 一昨日は、先週受けた3ヵ月に1回の定期的経過観察検査(検血とCT)の結果を聞きに県立病院へ。担当医が転勤したため、今回からS 先生(女医)が新しい主治医です。

 さて、CT検査の結果はほぼ私の予想通りでした。

 食道がんの肺転移巣は右肺中葉にあるのですが、転移巣の白い影が2倍ほどに大きくなっていました。

 同様に、原発巣近くの所属リンパ節転移も大きくなっており、これとは別に腹部にも新たにリンパ節転移が見つかったそうです。着々と、がんは進行中、先が見えてきました。

 今回は、長男が診察に同席しました。どうしても直接、主治医の見立てを聞いておきたいというのです。

 長男に対してS 先生、現状と今後について次のように丁寧に説明してくれました。

 なぜ、以前受けた抗がん剤治療や放射線治療を再び実施できないかから始め、
残っている治療法としては、がん免疫療法薬オプジーボがあるものの、
効く患者にはよく効くがほぼ30%弱の少数患者にしか効かないこと。
しかも、命に係わる重篤な副作用(間質性肺炎など)も起こし得ること。

 さらに、高薬価のオプジーボは健康保険制度の財政破綻を招きかねない懸念も
あり、
これらが、患者(私)がオプジーボ治療を拒否し、緩和ケアを選んだ理由であること。
とまぁ、こんな説明でした。

 さすがに S 先生、前任者からの引継ぎをしっかり受けていました。

 患者家族にしてみれば、健康保険制度の財政破綻など知ったことではないでしょう。主治医の説明を聞いていた長男は、理解はしても納得はできなかったようです。

「効くかもしれないなら、(オブシーボを)試してみればいいのに・・・」と、
なおもブツブツ呟いていました。

 彼のボヤキは聞こえていたのですが、私の方は、何も言わずに黙っていました。
息子よ、“老兵は黙して語らず、ただ消え去るのみ” です。

 

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“余命半年” 宣告から3か月経ちました

2024-04-17 06:33:39 | 食道がん

 所属リンパ節転移と肺転移が見つかった食道がん。 “余命半年” の宣告を
受けてから早いもので余命半分の3ヵ月が経ちました。

 今日は3ヵ月毎の定期的経過観察の日。余命宣告の診断の根拠となったCT検査
を再び受けに行ってきます。

 そこで、記録を残す意味でも、現時点での自・他覚症状を報告しておきます。

 〇 喉の奥・胸元辺りに何かがつかえているような違和感が強くあります。
  食べた物を飲み込むときにも物理的抵抗感があり、たとえ唾であっても飲み込
  み
づらさを強く感じるようになりました。
  そのうち食道が塞がって万事休すとなるのでしょうか?
  ビクビクしています。

 〇 食事中、むせて咳き込むことが一層多くなりました。
  食べ物を口に入れるときは少しずつ入れるよう用心していますが、
  一向に改善の兆しナシです。

 〇 声が少しかすれ気味になったのではないかと、依然として思っています。
  反回神経麻痺のせいで声がかすれると言われましたが、周りの人からは
  特に、変わってはいないと言われています。

 〇 “息切れ” が出やすくなりました。
  5000歩ぐらい歩いた後1時間ほど休憩を取っても、再び歩き始めると直ぐに
  “息切れ” します。がんの肺転移のせいで肺機能が衰え、疲労回復が遅くなっ
  たのではないかと訝っています。

 〇 痰が多くなって喉に絡むこと、依然としてよくあります。
  不意に、喉の奥がチリチリして咳が出たりしますし、
  喫煙していたときにチョクチョクあった咳き込みも、食事中に限らずしばしば
  あります。幸いなことに、いまのところ血痰は出ていません。

 〇 うがいが下手になりました。
  これも上の “息切れ” と関係あるのでしょうか?

 〇 がんの特徴でもある体重減少などはまだありません。
  最近の体重は65 kg前後で推移し、大きな変化はありません。

 以上、新たに “息切れ” が出始めるなど、死期はやはり着々と迫っているようです。が、一体いつ緩和ケア入院に踏み切るべきか皆目見当つかずに困惑するばかり。

 “ありのままに受け入れる” という言葉(箴言?)があります。
生憎今は、そんなふうに腹をくくれる境地心境ではありません。

 

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ウォーキング、たった4日間ほどサボったら・・・

2024-04-10 07:48:02 | 老化現象

 花粉症なのか鼻かぜなのか、このところ体調がイマイチだったので、
それを言い訳に先週は4日間ほどウォーキング(“歩き”)を一切せずにいたら、
そのマイナス効果が覿面に現れました。

 先週の木曜日、久しぶりの歯医者の帰り道、桜のトンネルで名所になっている
“さくら通り” の並木道に寄ってみました。が、残念ながら花はまだ1~3分咲き。
丁度見頃を迎えるのは2、3日後のようでした。少しガッカリしました。

 そんな道草をした後、帰宅して改めて歩数を計算してみたのですが、
久々に8000歩強。普段なら大した歩数でもないのに、その翌日は筋肉痛なのか
変に身体が硬くなっていました。

 同じような変化は、日課にしている腕立て伏せでもありました。
朝の筋トレの一環として、30回の腕立て伏せを日課としていますが、
何と30回ぎりぎりで根を上げてしまいました。
いつもなら3~5回余分にできて当たり前だったのに、・・・です。

 たった4日ほど日課をサボっただけなのに、このありさま。
ほとほと情けなくなりました。これも “老化” なのでしょう。

 “継続は力なり!” 

 日課としていた “歩き” を、少しの間中断しただけでこのザマです。
上の言葉の意味するところ、改めて痛感しています。

 

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雑感

2024-04-03 10:15:10 | 雑感

 先々週、先週と、このところ2週間ばかりは天気がぐずつき、雨がちの
寒い日々が続きました。そのせいで桜の開花も足踏み状態、調子を崩して
さぞかしジリジリしていた
ことでしょう。

 かくいう私も、雨がちの日々続きでついついサボり癖を発揮してしまい、
すっかり生活リズムを崩してしまいました。

 朝早くから雨の予報だとそれを “言い訳” につい起床時間が遅くなり、
その分時間にしわ寄せがいってつい散歩中止ということも。

 何かを “言い訳” にしてサボり癖を発揮するのは、私の小さい頃からの
得意とするところでした。

 虚弱児だった私は小学生の頃、さほど痛くもないのに腹が痛いと言っては
よく学校をズル休みしたものです。明らかに “うそ” です。

 現役時代にも、深酒した翌朝は決まってひどい二日酔いに見舞われたもの
ですが、
全身の怠さ、喉のイガイガ、微熱感など、風邪によく似た症状だった
ので、
よく風邪を “言い訳” に会社をズル休みしていました。

 何かの “せいにする” 、“言い訳する” 、“うそをつく” 。
これらは依存症者に共通する性癖です。

 幸か不幸か、この依存症者= “うそつき” という図式を広く知らしめたのは、
大谷選手の元通訳  水原氏の発言によるところ大だった感があります。

 当たり前のことですが、ギャンブル依存症も性質の悪い立派(?)な依存症
です。

 さて、桜の話に戻りますが先週末、近所で待ちに待ったソメイヨシノの開花が
ありました。
願わくば、
「一日でも長く、せめて10日間は花を愛でらせてほしい。

ユメユメ、遅れを取り戻そうなどと “帳尻を合わせ” に散り急ぐなかれ」です。

 

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獰猛な一面を見せたカラス

2024-03-27 07:38:17 | 雑感

 真っ黒な容姿からして不気味な印象の強いカラス。ゴミ袋を漁っては辺り
かまわずゴミを散らかすものですから嫌われ者でもあります。

 大概は集団で行動するカラスですが、単独での行動でも獰猛な一面を見せる
ことがあるようで先日、こんな光景を目撃してしまいました。

 買い物へ行く道すがら、背後でドサッという音がしたものですからその方角を
振り返って見ると真っ黒なカラスが他の鳥を相手に格闘していました。
 いや正確に言えば、カラスは一方的に攻撃するのみ、相手の鳥の方は防戦一方で
翼をばたつかせるだけに見えました。

 さらに目を凝らして見たら、防戦一方の鳥は翼の模様からしてキジバトのよう。
やや小ぶりな体つきだったことから、あるいは幼鳥だったかもしれません。

 翼をばたつかせるキジバトはカラスの執拗な嘴攻撃を受け、次第に弱々しく
なっていきました。

 死骸(たとえヒトのであっても)に群がるカラスの話はよく知られていますが、
生きている中型の鳥を単独で襲っている獰猛な姿を間近で見たのは初めてでした。

 ところで、嫌われ者のカラスには、他にも次のような生態・習性があります。

 ● 大集団で電線に群れ集う生態・習性
   ときに、100羽規模の大集団がまるで “全員集合!” の号令一下、
   電線に群れ集うことがあります。
   半径100 m範囲内の電線という電線に群れる黒い姿は、ヒッチコックの
   “鳥” を彷彿させる薄気味の悪さがあります。
   ひょっとしたら、あれは集団見合いなのでしょうか?

 ● 子育て中の4月~7月には、歩行者を襲撃する生態・習性
   樹上に営む巣の20~30 m以内に近づく歩行者には必ず攻撃を仕掛け
   襲ってきます。多くの場合、その攻撃は背後からです。
   襲ってきたカラスの目を見たことがありますが、血走った赤い目でした。

 以上、どうでもいいことですが、嫌われ者カラスの生態・習性について紹介して
みました。

#カラス #集団行動 #嫌われ者 #キジバト #生態・習性 #ヒッチコックの“鳥” #歩行者襲撃

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