ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

再び、話の切り出し方について

2019-10-01 05:55:05 | 雑感
 先日コープで買物を済まし、店先のベンチに腰掛けていたときのこと。隣の町内に住む男性がこう声をかけてきました。

「H 町からずぅーと歩いて来たんだけど、吸い殻が一杯落ちたままだったね。」いきなりだったので私には何のことかわからず、返答に困ってしまいました。

「・・・あそこは私の守備範囲じゃないし、仕事でやっているわけでもないし、・・・」しどろもどろになって私はこう返しました。私のゴミ拾いがイイカゲンだという非難と受け取ってしまったのです。

「いや、余りに目に付いたものだから、自分もゴミ拾いをやってみたんだ。大変だよねぇ!」そう言うと彼は去って行きました。私を非難していたわけではなかったのです。

 このときになってやっと思い出しました。以前も、この人は同じようにぶっきらぼうな話し方をし、私も同じように少し気色ばんだことがあったのです。

 人に話しかけるときは、話の切り出し方次第で後の展開が変わります。今回も、彼がこう切り出してさえくれれば何も角が立たなかったのにと、残念に思いました。
「ここに来るまで私もゴミ拾いをしてきたけど、H 町もヒドイものだねぇ・・・。」

 前置きの長い話は聞き手の興味を削ぎますが、大前提を省いた話し方も相手にケンカを売っているようなものです。話をするときは相手が理解しやすいよう、何がテーマか最初に切り出す心懸けが大切です。

 自分を棚に上げてエラソウに言えば、三段論法を意識して少し手順を踏むだけの話です。改めて、そんな気遣いとゆとりが欲しいものと気づかされたエピソードでした。


話の切り出し方』(2017.10.24投稿)もご参照ください。



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