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不動産屋のトランプが大統領になった訳が分かった

ニューヨーク・タイムズは27日、トランプ米大統領が当選前の15年間のうち10年分の所得税を連邦政府に納めていなかったと報じた。当選した2016年と就任1年目の17年の納税額もそれぞれ750ドル(約8万円)だった。 (日経)
所有するゴルフ場で3億ドル超の損失を計上するなど、関連企業の損失を申告。本来なら約1億ドルともされる税の支払いを免れていたことになる。 (共同)

記事から、トランプのグループ企業が多額の債務を抱えていることが窺える。そうなると、一発逆転を狙って大統領に挑戦したということだろう。経歴も力量もない、テレビのバラエティー番組で人気を博した口だけの人間が、知名度とツイッターを駆使してトップになったのだ。日本でも、バラエティー番組で人気を博した人が地方の長になり、末は総理大臣というバカげたメディアの報道が盛んに行われていた。ドイツでもそうだったが、旧ソ連でも中国でもあった。
日経・朝日・毎日の大新聞に限らず、バラエティーで稼いでいるテレビ局も各週刊誌や読売・産経も、心して「他山の石」とすべき事例であろうと思う。
注:ツイッターは、小鳥のさえずり、おしゃべり=口八丁ということ?
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