序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

稽古場日誌 調整

2019-11-20 10:25:25 | 本番稽古


これまで約三か月、「美代松物語」に関わり研鑽の日々を送って来た役者諸君の人間創りも、現在の結論を出さなければいけない時となりました。

これからの時期は自分で自分の人間創りの過程とそれによって築き上げられたものを振り返り、そこにある余計なモノをそぎ落として行く事を求められます。

それはつまり自分を明確のする作業です。
それによって創り上げた人間をクリアに演じることが出来るのです。
この作業は結果を見て指摘する演出の仕事ではなく役者自身が、自分の意思で行わなければならないものなのです。

この調整が役者の最後の仕事です。
まだまだ時間はあります。



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