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熟年離婚で  幸せ家賃込み10万円UR団地生活

熟年離婚で 幸せ家賃込み10万円UR団地生活

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2019.08.22
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カテゴリ:結婚
元夫は結婚前・・・10万しかもらってないが口癖だった。
結婚したら、ちゃんと給料がもらえる。
三男の末っ子男子だし、2番目の兄とも10才離れてて

周囲から子供扱い、結婚したら一人前扱いしてもらえる。
所帯を持てばそこでは,大将・・・
元夫の妻の条件は、高卒で貧乏な家の娘・・・。
そんなの知らなかった~

従姉仲人が私を、どのように紹介したのかわからないが・・・
まあ従姉より貧乏な家で、高卒なのは確か・・・
従姉をはじめ、元夫の周りの女子は、大卒ばかりだったようだ。
都心で、美智子様や雅子様の実家近くの元夫の実家・・
お金がないと住めない地域です。

元夫は私が断った縁談なのに
仲人と親同士で勝手に進んだことを知らなかった。その後わかってもめ事に・・・
元夫が私を気に入った時点で私も元夫が気に入ったと心底思ってたようだ。
条件合えば誰でも良かったのか⁇

お見合い、断わるのが目的で、「凪のお暇」の凪のようなフワフワパーマで
羽付き帽子、チルチルミチルのような変なかっこ!昼なのにラメ入りで挑んだ。
今から思うと漫画のような見合いでした。

私は仕事が忙しい、喘息で酒たばこの匂いが嫌、
次会う約束もしない、送るというのに拒否で
当然相手は断わると思ってたが・・・元夫OK 実母元夫気に入りOK
これで・・・我が人生番狂わせ・・・

私は一人暮らしで貯金もできて欧州旅行もできた生活
独身貴族を満喫してました。
前恋人と別れた後結婚する気なかったが
元夫は結婚したかったのだ。
だから都合の悪いことは、全く耳に入らないし、
結婚マルチ商法で嘘ばかりの従姉仲人の話しを信じた。

でもいざ結婚したら、
10万円しかもらってなかった独身の方が良かったと
鈍感男の元夫も、すぐ気づいた 。
自分に降りかかるお金のことだけは、やたら敏感!
実家では家賃も光熱費も食費もいらない、
日用品も家財も、冠婚葬祭費も税金も、車も自営実家もち・・

小遣い10万は死守したい!!
「俺は変わらないから、お前が変われ!」
この言葉で、すでに結婚破城してることに気づいてない鈍感私・・・
義母の代わりに夫の身の回りの家事をして、
足りない分を義父の代わりに稼いだ。
仕事は楽しかったし、
男尊女卑の元夫と平等になるためには共働きと思っていた。
元夫は都合よく妻を使いたい。
親に嫁を気に入ってもらいたい。
他力本願で、自分の立場をよくしたい。

でも私は良き妻嫁という感じではなかった。
それが溝を作っていたと思う。

まだ子供の居ない時は良かったが、娘2人分の養育費が
私にのしかかってきた。
家電も私で壊れると大出費、
それまでフリーランスの仕事ばかりだったが不景気で激減!
慣れないパート仕事は自給安いし、体力ないし
辛いことばかりでした。
外に出て働くのは、ほんとに大変だと思います。

元夫も、見栄っ張りなので家だけはそれなりに・・・
ずっと「都落ちだ」と地方に家を買った友だちをばかにしてた。
元夫は父親や兄たちの威光を借りて威張ってるだけ・・・
だからいつでも、自営実家に気持ちが向いていた。

私が提案した借家は全部ダメ出し、
(ほんとは家族で自営実家に住みたかったのだが
自営は取り締まり役の次男一家に継がせたかった両親)

仕方なく夫がOKしたのは
実家に近い、新築の3DKの賃貸マンション・・・
「数年したら家を買う」とか言ってたが、
・・・(ずっと実家を狙ってた・・・)
傾斜家賃で始めは相場の半分だったが
あっという間に15万17万になった
小遣いを削っても追いつかなかったと思う。

バブルがはじけ、長い不景気の始まりでした。
一人1万の食費でエアコンも使わない生活。
家を買うどころではない張りぼて生活。
私が周囲に窮状を訴えても見かけはいいので、
本気で取り合ってもらえなかった。

まあ、私と娘は節約生活に慣らされて逞しい~
元夫がいない時に
読書やゲームなど趣味が好きなだけできればよかった。
元夫の給料は家賃と光熱費、小遣いに消えていた。
娘の養育教育費などないし、口座に振り込まれた子供手当は使途不明

結婚して子供ができると家と教育費に膨大なお金がかかる、
趣味や交際費など小遣いが削られる・・・
大事に育てられた子供たちは、結婚に消極的になりますね。

そして不況も大詰め、
自営3年も無収入だと、今までのように威張れなくなった。
無給だと働く気、無くなり家でぶらぶら「紐になりたい」とか言ったが
それなら可愛い好みの男子に貢ぎたい~

働かない男尊女卑男とは、ほんとは一緒に居たくない。
結婚してて一番辛い時だった。
愛のない結婚は辛い時ほんとに辛い!!
離婚のタイミングを考えるようになっていた。
私の仕事や娘の学校、娘たちのピアノ教室・歯の矯正など
今の住まいからすぐには、離れられない。
でも元夫の実家に行く気は全くない。その時は離婚と決めていた。

夫に収入がないとあっという間に貯金が減る
家賃きつくても、安い家も借りれない信用ない状態

元夫は、離婚したい!家賃のない実家に戻りたかったが
私がWワークして、娘たちも塾に行かず学費の安い高専に入学、
学費は姪っ子たちと二けた違う。義兄たちは、家賃なしなどの恩恵がある

裕福で華やかな兄嫁たちに比べ
可愛げのない三男嫁だが、
スッピン地味服で働き、孫は品よく優秀、表向き悪いところはないので、
義母が離婚も許さず、収入が確実な転職を息子に勧めた。
(無給だからと自営仕事を3年近く放棄したつけがきた・・・)
家賃を稼いでくれればよかったのだが、今思うとそれすらも
元夫は大変だったと思う。
自営で楽して稼いでると外の仕事は厳しい。

今まで甘くて優しい、悪さをしても庇う、母が厳しいし
元夫は希望が叶わず転職が嫌で辛くて泣いていた。
妻も娘たちも頑張りすぎて辛いと泣いた・・・変わらない子供のままの元夫

「お前は稼げ、娘たちも俺に負担のないようにしろ」と言ってきたから
その通りにしたのに・・・元夫が望んでた従順な妻娘・・・

それから10年経ち義母が亡くなって、元夫は実家に住めることに
なったし、私の希望で離婚になり独身に戻った。

私は結婚前よりも幸せな独身生活だが…
元夫は結婚前の独身生活より幸せだろうか・・・?
結婚する気のない、
オタク娘を嫁にしたのがそもそもの間違いだったと思う。

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最終更新日  2019.08.23 13:44:03
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