はじめに
今日の記事は、好きな画集、図録シリーズです。
その中でもかなり思い出深い本が出てきました。
私が小学生6年生のときにNHK教育テレビでやっていた、絹谷幸二先生の「水彩画入門」のNHKテキストです。
この本は他の画集や図録よりも特別な感情がありますね〜
私が小学6年生のときはネットなんてなかったんです(泣)
インターネットのイの字も知らない時代ですよ。(ちなみに1979年生まれです)
当時はNHKテキストを購入するには、本屋さんに行って注文するか、ハガキかなんかでお取り寄せするかだったと思います。
たぶん本屋さんで注文したのかな?
手に入れた時はすごくうれしかったのを覚えています。
テキストについて
テキストには絹谷幸二先生が実際に水彩画を描いている過程が詳しく載っています。
いろいろな描き方があって、瞬間的に描く方法から、じっくり描く方法まで紹介されています。
また、水彩画の歴史や立ち位置についてもかなり詳細に解説されているんです。
水彩画は手軽にささっと描けるため、最初は本画(日本画や油絵、フレスコ画など)の予備的習作としての存在だったんです。
それが、18世紀後半から、イギリスからしだいに独立した表現として絵画の一ジャンルになっていったんです。
これには意外でして、このテキストを通して知りました。
(日本の美大では水彩画専攻とかはないんです。)
今見ても、充実した内容で、勉強になります。たまに見返すと新しい気づきがあったりして、すごく感慨深い本なんですよ
このテキストの素晴らしいところは、他の日本の作家、海外の作家の水彩画が参考にいろいろ載っているんです。
油絵で有名なゴッホの水彩画もあったりして、意外な作家の水彩画を見ることができます。
いろいろなものの見方、描き方があるから、参考にしてみてねっていう絹谷幸二先生の愛情がたっぷりのテキストになっています。
実際の放送していた番組はどういう感じだったのかは、次回の記事に書きますね
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