蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

高校球児たちの夏(涙) #コロナウイルス #甲子園 #未来

2020年05月30日 15時27分30秒 | 日記

5/20に夏の甲子園中止が決定( ;∀;)

春・夏共に中止となるのは戦時中以来のこと。

甲子園を目標にして練習に励んできた高校球児たち・・・

その衝撃は計り知れない。

昨日の深夜、テレビで仙台育英高校野球部の
オンラインミーティングの様子が放送された。

発表から数日を経て、それぞれ心を整理し
これからの目標を語る姿を見て凄いなーと・・・

東日本大震災を経験した高校生たち

大きな悲しみと苦難を乗り越えて
精神的な成長を遂げた高校生の言葉は胸に刺さった。

中には震災時、救援にかけつけてくれた自衛隊が
危険を顧みず、人々を救おうとする姿に感動し
自分も自衛隊員になりたいと語る生徒もいた。

コロナ感染症で悲しい思いする人に思いを馳せ
他者への感謝、周囲にいる人の大切さ
未来への希望を語る姿に目頭が熱くなった。

とは言え、そう簡単に割り切れるものじゃない。

悲しい、苦しい、悔しい感情にとらわれず
未来を想像し
目標を明確にして
やるべきことを考える―

この切り替えを覚えられたら
今後の人生に役立つことだろう。

どの子たちも、言わされている感じはなく
聞いていて、とても清々しかった。

きっと指導者も素晴らしいのでしょう。

スポーツ選手は集中力と感情のコントロールが必要で
それが出来ないと、力があっても
本番で本来の力を発揮することができない。

これ、演劇も同じ。

いや、これってあらゆることに通じてるな。

試験にしても面接にしても
仕事や勉強だって、同じ。

人間は感情の虜になってしまう生き物なのだー

自分が感情の虜になっている
囚われの身になっていると
気づくことから始めてみたらどうかなー

気づいただけじゃ意識を変えるのが
難しい時もあるけど
まずは「気づく」

ただ抑え込み過ぎはNG・・・

圧縮してるだけで、限界値を超えると爆発しちゃう💦

どこかでガス抜きは必要だし
良きガス抜き方法を覚えると
生きるのがとっても楽になる。

上記の球児たちのように
視点を変えることができればいいんだけどねー

演劇は他人の人生を演じることができる。

役の生きざまを通して疑似体験をしながら
様々な感情を出すことができるし
稽古場では感情MAXを出すこともできる。

大きな声も出せるし、大笑い、大泣きすることもできる。

感情を発散するには持ってこいの空間かもねー

けど、役を演じる時は
その瞬間の自分の感情ではなく
役が置かれた状況、性格に応じた感情を
表出する必要に迫られる。

つまり自分の感情を知った上でのコントールが必要。

もちろん集中力も❣

と、まあ、こんな調子で
何を見ても演劇アンテナが作動する私💦


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