かめよこある記

~カメもタワシも~
To you who want to borrow the legs of a turtle

赤い風船つかまえて

2019-01-27 12:23:50 | かめよこ話

 あまりに寒い日は、カメでなくても活動が鈍る。
 ドライブがてらのランチも近頃まんねり。どこかないかな?
 犬吠埼の旅館「ぎょうけい館」のHPを見てみたら、ランチをやっているらしい。高めのお食事の他に、天丼が1080円と手頃なランチメニューもあるようなので行ってみた。
 宿前の道は、いつも通るが、「ぎょうけい館」の名は聞いた事があっても、たぶんこの奥にあるんだろうなと思うくらいで、入り口も狭くイマイチわかりにくい気がしていた。宿泊で予約をしている人なら、なんでかんで探して辿り着くだろうが、用がなければ気づかず通り過ぎてしまう感じ。
  けっこう急な坂道の奥に建物がある。すぐ目の前は海だ。隠れ宿的な趣きか。玄関前に来て、ようやくランチの看板があった。あくまでランチは、ついでといったところかな。
 フロントを抜け、廊下を少し入ったところに食事処があり、先客はおらず、灯台がよく見える席を選んで座る事が出来た。
 天丼は、見本の写真には写っていなかった丼からはみ出す長いアナゴ(かな?)も入っていて悪くない感じ。他にも天ぷらそば等1000円以下のメニューが少ないながらいくつかあり、全面ガラス張りの向こうに広がる海原の景色とセットで、これならランチの選択肢として有りかな。
 天気がよい日で、外なら冷たい風も遮られて、感じられるのは暖かな日差しだけ。緩やかに弧を描いた水平線をゆっくりと進んでいく船や、ずっと見られているとも知らず、チョンチョンこっちに近づいてくる小鳥を、ガラス越しに目で追う長閑なひと時。
 食事を終えて、目の前の海に下りてみると、すぐ先に、今は廃屋と思われるホテルの大きな建物が見える。こんな目と鼻の先で、続けていけるところもあれば、そうでないものもあり。
 ちなみに、創業明治七年の老舗旅館「ぎょうけい館」だが、ビューホテルの系列になっていたようだ。初日の出の元旦がやはり人気みたい。
 イオンに「いきなりステーキ」が出来るみたいだし、今度は、そっちに行ってみようかな。
 
 
 まあ、食後は昼寝でも・・・。
 
 今読んでる本が、そろそろ尽きそうなので、ブックオフで物色。
 ぜんぜん想定外だったが、千原ジュニアの「14歳」という小説を見つけて衝動買い。これぞリアル店舗の醍醐味か。教育テレビなんかに出てるのも、たまに見かけるけど、小説を書いたりもするんだなあ。某芥川賞作家みたいに話題にはならないけど。
 前から思っていたのだが、文庫本の裏表紙の説明文にかかるところに、バーコードのシールが貼り付けてあって、一部が隠れて読めない。たまたまではなく、どの本もそこが定位置かのように張られている。下部に大きなスペースがあるのに、なんで、わざわざここに張るかね。
 
 高額で落札直後に絵がシュレッダーで裁断された事で話題になった謎の覆面芸術家バンクシーの絵が、東京港の防潮扉でみつかったというニュースがあったが、なんと九十九里浜でもみつかったという。
 2年ほど前からあったようだが、有識者によれば、大きなプロジェクトで世界各地を飛び回り、大忙しのバンクシー本人の作品だとは考えずらいとの事。なぜか本物のほうに前のめりぎみな印象の東京とのこの差はなに?
 誰かバンクシーが、焼きハマ食べてるとこ見た人いない!?
 

 


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