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今日の御言葉 20191011 テサロニケ一5:12~22「キリスト者の生活」

2019-10-11 | Weblog
10月11日(金)
現在のテーマ「結びの言葉」
今日のテーマ「キリスト者の生活」
■聖書 1テサロニケ5:12~22 (16-18)
■聖句 「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」。(16-18)
■解説
書簡の結びの言葉として、キリスト者の生活への具体的指針をパウロは述べています。はじめに指導者を「心から尊敬しなさい」(13)と教えます。それは地位や権威の故ではなく、指導者の負う「労苦」(12)の故です。次に信徒同士であれ、そうでない人にであれ、「忍耐強く接しなさい。‥‥善を行いなさい」(14,15)と勧めています。そして今日の聖句となります。「いつも喜んでいなさい」。キリスト者にとっての「喜び」とは、キリストを通して神に全人格的に受け入れられているという事実から生ずる喜びのことです。「自分の全存在が生ける神に受け入れられている。だからこそ自分の存在全体、生活全体で生ける神を喜ぶ」といった生き方です。それは日常生活全体がインマヌエル(神は私たちと共におられる)ということなのです。「絶えず祈りなさい」。単に声を出して祈る祈りだけを指しているのではありません。神への信頼に基づく呼びかけとしての御名の連祷も含まれます。そして何よりも「絶えず祈る」は、私たちが常に神に信頼していることを現す姿勢です。「どんなことにも感謝しなさい」。順境であれ、逆境であれ、すべてのことは神の御手の中にあることを信じるところから生まれる感謝のことです。ここで求められている3つの行為の原因は、すべてキリストにあります。私たちは、いつでも「キリスト・イエスにおいて」喜び、祈り、感謝するのです。最後にパウロは3つの禁止事項と「良いもの(良い伝統)を大事にすること」(21)について述べていますが、それは聖書を開いて確認して下さい。
■祈り
喜びと、祈りと、感謝の源は、主にあります。主よ、あなたが望んでおられることがわたしにおいて、いつも現されていますように。

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