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今日の御言葉 20191007 テサロニケ一4:9~12「実生活へのアドバイス」

2019-10-07 | Weblog
10月7日(月)
現在のテーマ「神に喜ばれる生活」
今日のテーマ「実生活へのアドバイス」
■聖書 1テサロニケ4:9~12 (11)
■聖句 「そして、わたしたちが命じておいたように、落ち着いた生活をし、自分の仕事に励み、自分の手で働くように努めなさい。そうすれば、外部の人々に対して品位をもって歩み、だれにも迷惑をかけないで済むでしょう」。(11)
■解説
神に喜ばれる生活のための実際的アドバイスについてパウロは2つのことを述べています。第一は「兄弟愛」についてです。この点に関しては「書く必要がありません」(9)、「現に‥‥それを実行しています」(10)とあり、「なおいっそう励むように」(10)とパウロはテサロニケ教会の人々に及第点を与えています。二点目が今日の聖句の前半11節です。極あたりまえのことが書かれているのですが、背景には誤った再臨信仰がありました。キリストの再臨に対する熱狂主義が、一部のキリスト者に「怠惰な生活」(2テサ3:6)を行わせていたのです。このことに対する戒めをパウロは4章13節以下と「テサロニケの信徒への手紙二」で記しています。ここでパウロは日々の生活を誠実に行うよう命じています。それが「主の日」(5:2)を待ち望む者の姿勢であるからです。その結果、信者でない人々からも尊敬されるからです。また、生活を放棄したような生き方で人々に迷惑をかけずに済むからです。今日の拝読箇所を通して、パウロは「愛の実践」と「誠意ある日々の生活」こそが、キリスト者の実生活となるようにとアドバイスしているのです。人々が教会に魅力を感じるかどうかは、常に私たちキリスト者がどのような生活をするかにかかっているとも言えるのです。
■祈り
主から与えられた今日一日を、キリストに結ばれた者として誠実に精一杯生きることができますように。

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