Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

Intelligent Light - 新しい観光名所を創作したい!インテリジェント ライト!!

2020年03月13日 | 美瑛町の冬を世界に売り出す!
Intelligent Light - 新しい観光名所を創作したい!
インテリジェント ライト

コロナウイルスの猛威で、日本からインバウンドが居なくなった今、どこもかしこも大変な経済的打撃を受けており、今後簡単に終息しそうも無い現状を考えますと、これからさらに悪化する事が予想されます。


Lighting Test

日本どころか、もはや世界的な経済恐慌に陥りそうな予感のする今、色々な業種が大変な打撃を受けてるわけですが…当然ですが、インバウンドに頼っていた観光業や飲食関係も、これから悲惨なことになる可能性があります。

特に米国トランプ大統領による「東京オリンピック延期発言」などがあり、もしこれが現実になれば、日本にもたらす経済的打撃は、さらに大きくなる事が誰でも予想できます。

もちろん当然ですが、
個人がいくら努力したところで、せいぜい出来る事は、自分が感染者になってウイルスを広めないように注意するくらいしか出来ません。それさえ完全には不可能ですが…。

…しかも、たとえコロナが終息しても、日本にインバウンドが昨年と同じ数まで、簡単に戻るとは思えないのです。
日本のディズニーランド等は日本人相手ですから早期に回復しても、経済的打撃を受けた世界の人達が、昨年同様に、日本への観光をまた直ぐに始めるとは思えません。

僕が住む美瑛町でも経済的打撃は深刻であり、特に飲食店や宿泊施設は大変な状況です。ゴールデンウィークはもちろん、このまま行けば、オンシーズンの夏も大変な事になるでしょう。

しかし…
ただただ悩んでいても、何がどうなるわけでも無く、どうしたら良いものかと日々考えます…皆さんそれぞれ、きっと色々悩まれて、また何か出来ることは無いかと、きっと同じ様に考えていることでしょう。

そんな中で、少しばかり未来に希望を持つ意味で、またコロナが終息すると仮定して…その後で、日本人はもちろんですが、海外観光客、つまりインバウンドを呼び戻すための、新しい「観光名所」を作る研究を始めました。

多数が集まる野外イベントは今現在中止、もしくは無観客で行われていますが…僕は仲間だけで、新しい観光名所を創作するために、最新の機材でライティングのテストをしています。


米国アップル社の全製品に壁紙として採用された、北海道美瑛町の青い池。

上の写真一枚で、美瑛町の青い池が世界的に有名になり、夏だけでも100万人を超える観光客が、一気に青い池に訪れました。
またそれまで殆ど来たことの無いインバウンドが、毎年多数訪れる様になったのは言うまでもありません。

そして前美瑛町長である浜田氏に「青い池のライトアップ」のプロデユースを依頼され、それまで除雪もせず、殆ど誰も立ち入ることが無かった冬の青い池を、2014年12月20日からライトアップして、昨年は冬だけで、ついに20万人を超える観光客を集めました。










5枚とも「青い池のライトアップ」

この成功は、夏の青い池の人気だけで呼び込んだわけではありません。
そもそも冬には観光客が殆どいなかったのです。

そこで…僕は世界で普通に見られない情景をずーっと考えていました。
ライトアップされている中で、満天の星を見たり、雪降る夜に、雪と一緒に眺めるライトアップの素敵な情景など…上の写真を見て頂ければ分かると思います。

またこの「青い池のライトアップ」は、毎年内容が変り、同じライティングはありません。
そこで毎年、上で紹介したような写真を撮り、世界に発進し続けた結果、多くの方が訪れ、そしてその多くの方がまた写真を撮り、それをまた別の多くの人が見る。 このプラスの連鎖が集客に大きく繋がりました。



結果として、2014年開催年度に、15,000人来た観光客が、6年間倍々と増え続け、昨年はついに20万人を超えたのです。まさにアイディアとプロモーションの勝利であり、結果として素晴らしい費用対効果を生みました。

しかし…コロナウイルスによって、今年の3月以降は、ほぼ全く観光客は来ません! 全滅状態です!! 今年度は当然、集客数は激減するでしょう。世界中同じ条件ですから、嘆いても仕方がないです。

そんな大変な状況ですが…
美瑛町の新しい角和町長は、柔軟な発想をお持ちの話しやすい方で、
先日会話させて頂いた中で、「新しい観光名所を美瑛町内に作りたいです!」、僕はその様に話しました。






上の写真は、日本一のひまわり畑(観光用)を持つ北海道北竜町。「夜に観賞するひまわり畑」。

…そして、
「青い池」や「ひまわり畑」など、一緒にライトアップしている仲間(メンバー)と、新しい観光名所作りを語りながら、ライティングテストをしています。

野外でのライティングは、知識と技術、そして絵心が必要です。
簡単そうに見えて、誰もが簡単にはできません。
その様な知識と技術と絵心が必要なLightingを、僕はIntelligent light(インテリジェント ライト)と名付けました。

その辺にある一本の木でさえ、Intelligent lightを上手に使えば、素敵に見えます。







僕はまず「完成作品」のイメージを考え、撮影場所を決めます。
そうすると、優秀なライティング・プランナーがライティング設置の専門家集団に指示を出します。


ケントの宿「てふてふ」の2階から、専門の技術者が、遠隔操作でライトの色温度や向きを自在に変えます。今回は5カ所に最新のライトを設置。

写真を撮る位置と画角を決めたら、その中には、一切光源が入らないように、素速くライト設置の専門家達が動きます。


光源が写らない様、パーフェクトにライトは設置されています。


ムービングライトも自在に使えます! もちろん光源は見えません。





雪面も自在に色を変えられます。
印象に残る、インパクト有る素敵なIntelligent lightは、世界中からインバウンドを呼び込む事が可能です。 それは既に「青い池のライトアップ」で証明しています。


Moonlit 「月明かり」
実際には、光源が映り込まない様にして、自然に見える様にLightingしています。

野外のLightingで、世界にプロモーション出来る様な写真(絵)を創作するためには、当然ですが一人では絶対に出来ません。

少なくとも3人、
絵心有る写真家、一流のライティングプランナー、そして照明機材の知識と技術に優れた電気工事の専門家。
この3人が知恵を出し合うことが必要であり、実際にはさらにライトの設置が出来る技術者集団も必要です。
今回のテストでは、僕を入れて、9名が集結しました。

コロナウイルス終息後、
また多数の外国人を含む多くの観光客が、我が町美瑛町に来て頂ける様、
新しい「観光名所」の創作に、情熱を傾けたいと思います。

ただただ嘆いていても、指を噛んでても、気分が滅入るだけです。
だったら…少しでも未来に向かって、前向きな発想で生きたいです。

同じ様なお考えの方はシェアして頂けますと嬉しいです!

尚、同じ様に町作りや観光客の呼び込み等、今後考えられている行政や企業の方がおられましたら、Produceやご相談については下記までご連絡下さい。
kentshiraishi2016@gmail.com






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ここからは、Kentの宣伝広告です!
ケント講座は、初中級者向けに、これまで4年間以上講義をして来ました。
その膨大な講義テキスト・動画は、受講生なら誰でもいつでもご覧頂く事が出来て、皆さんの自由な時間にしっかり学べます。
また2020年からは、8Kコンテンツに使用する「絵心」ある作品作りを、集中的に講義しています。

ここでケント講座の一般無料公開講座の一部をご覧に入れます。

『スマホで簡単に良い写真を撮る方法』(約18分間)

2018年3月からは、8Kモニターを使い、「現像とプリント制作の講座」を開始。ソフト「Lightroom」を使った現像をしっかり学び、モニター画像とプリントの色合わせや基礎的な印刷方法、さらには額装の仕方も学ぶ。
また同年春には講座内でフォトコンテストを開催。優れた作品35点を選出して、札幌市内のギャラリーカフェにて展示しました。参加された皆さんの楽しい雰囲気を次の動画でお伝えします。

★科学的写真術講座 受講生作品展 オープニングパーティー
(撮影:Hideyuki Nakatani)


講座では受講生が投稿した写真を動画で講評する事もしています。さらに世界に発信するための「意識」について、ブランディングを交えた講義もしています。

また僕が提供するTiffやRAWデータを受講生の皆さんが現像する課題も行っています。同じ元画像、つまり全く同じデータを、各自が創造力を持って現像し作品創作する。実はこの学習こそ、絵心を身につける最短の方法だと僕は考えております。多くの方は、この学習で、己の学習不足・努力不足を悟るはずです。投稿された多数の作品と自分の作品を比較して学ぶ事は、独学では絶対に出来ない、とても価値ある学習方法だと僕は思っています。

そして…僕の写真術講座は受講生が全国にいるので、皆さんが各地で盛んにオフ会を開いています。受講生の皆さんが自ら積極的に活動するのもこの講座の大きな特徴の一つだと思います。

2017年4月は受講生の協力によって、東京のソニーストア銀座で公開講義、および六本木のDMM本社で写真講評会を開催しました。そして11月は九州の長崎から始まり、そのまま北上しながら、全国で受講生だけの写真講評会・懇親会を開催しました。

全国で写真講評&講義


時には自ら撮影モデルに成ることも…笑

また2018年7月に、北海道室蘭市で開催された「撮りフェス」では、『ケント白石賞』まで作ってSONYの最新カメラを賞品としてプレゼントさせて頂きました。
★室蘭「撮りフェス」は最後に『ケント賞』で盛り上がって無事終了しました!

さらに2019年7月の第4回目「撮りフェス」では、DELL 8KモニターとEIZOの最新高画質モニターを同時に展示したモニター講演を開催。
日本が世界に誇る、精度が高く経年劣化に強いEIZOモニターと、世界唯一のプロが使用出来るDELL 8Kモニターを、贅沢にも2台並べて展示講習会を開きました。
(#^.^#)
そして嬉しい事に、今現在世界中のフォトコンテストで入賞者が相次ぎ、嬉しい報告がどんどん寄せられています。
入会金はもちろん無し、一ヶ月単位で入退会が自由。いつからでも入会出来、いつでも退会出来ます。さあ「科学的写真術」を学びたい方は次へどうぞ!すでに多数の皆さんが受講されています。

『ケント白石の科学的写真術講座』


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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.



Apple WWDC 2012 - MacBook Pro with Retina Display Introduction
(Blue Pond in Biei,Hokkaido)


Kent Shiraishi's "Blue Pond & First Snow" is chosen by Apple as one of its desktop backgrounds,now.
The Blue Pond in Hokkaido Changes Colors Depending on the Weather


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