約2年半ぶりの帰宅
いつもあやめのことをあたたかく見守ってくださり、ありがとうございます。
あやめは11月6日に帰国し、検査と薬の調整のために埼玉医科大学国際医療センターに入院しましたが、11月10日に退院し、今は約2年半ぶりに自宅で過ごしています。
飛行機内でのあやめは、ビデオを見たりゲームをしたりと終始機嫌よく過ごすことができました。機内では2時間しか眠らなかったため、空港についてベビーカーに乗るとすぐに寝てしまいました。入院中は、体力が余ってしまい、プレイルームで飛んだり跳ねたり走ったりして遊んでいました。入院中に行った採血も心臓のエコーも大きな問題はなく、経過は良好だそうで、一安心しました。時差ボケで、夜中に何度も起きてしまったり、毎朝5時に起きては「プレイルームにいく」と言ったり「おなかすいた、ごはん!」と部屋の中で暴れていました。入院1日目は野菜が苦手なためほとんど病院食を食べなかったのですが、病院食しか食べられないと分かると、食べないとお腹が空くからとよくご飯を食べるようになりました。
退院し自宅に戻ると、家の中を探検し、どこに何があるのか調べていました。あやめは自宅のことは忘れていると思うので、家に馴染めなかったり、夜泣きをしたりすることを心配していましたが、心配事はひとつも当たらず、家の中で元気に遊んでいます。家族揃っての生活はとても久しぶりなので、まだ生活リズムが整っていませんが、あやめが快適に生活ができるようにしていきたいです。
3歳になったあやめが自宅にいて一緒に生活をしていること、家族が同じ家の中にいることが、とても嬉しいです。一緒に食卓を囲みご飯を食べて他愛もない会話をしたり、朝起きると同じ布団の中にあやめがいて、1日の生活が始まることが、とても幸せです。
このような日常を取り戻せたのも、私達家族を支えてくださった多くの皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。
あやめはこれから一生免疫抑制剤を飲まなければなりません。免疫抑制剤を飲み続けることによって様々な問題がでてくるかも知れません。薬で免疫を下げているため感染症にかかりやすく、日常生活の中で様々な制限があります。これから成長するにあたって、きっと社会とあやめとの間にたくさんの問題が出て、本人も悩み葛藤すると思います。怒りも悲しみも受け入れ自分の中で消化できるように、これからも家族で支えていきたいと思っています。
画像は、夕飯に大好きなお肉をたくさん食べて満面の笑みのあやめです。
免疫抑制剤は大変そうですが、本当に良かった。
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