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「菜の花の沖縄日記」 映画

2020年07月21日 | ママの独り言

沖縄の方言ウチナーグチには「悲しい」という言葉はないそうです。

それに近い言葉は「肝ぐりさ」(チムグリサ)

誰かの心の痛みを自分の悲しみとして一緒に胸を痛めるという事。

映画は「珊瑚舎スコーレ」というフリースクールに能登半島から

15歳でやって来た女の子、菜の花さん(本名)の目線から描かれるドキュメンタリーです。

フリースクールには幼い頃に戦争で小学校へ通えなかった

80歳前後のオジーやオバーが夜間学校として通っています。

小さなフリースクールに沖縄が凝縮していました。

菜の花さんが泡瀬の漁港で出会った海人(ウミンチュ・漁師さん)

生まれ育った海が毎日刻々と基地の埋め立てで姿を変えていくのを

眺めながらそれでも菜の花さんにかける最後の言葉がまさに「肝ぐりさ」

どんなに自分たちが悲しくても人を思いやる心がありました。

そして菜の花さんがフリースクールに通い始めてから

北陸中日新聞に掲載され続けたコラムが

「菜の花の沖縄日記」として一冊の本になっています。

私が読み終えたら藍風の本棚に置いておきまきますね

映画は今池シネマテークにて7/31日まで


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